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〝コバホーク〟小林鷹之 レジ袋有料化めぐり小泉進次郎氏と「因縁」

東スポWEB / 2024年8月21日 11時40分

コバホークこと小林鷹之氏

自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)へ一番手で名乗りを上げた〝コバホーク〟こと小林鷹之前経済安全保障担当相が20日、スポーツ紙・夕刊紙向けの合同取材を行った。この日は小泉進次郎元環境相の立候補が取りざたされたが、小林氏と小泉氏の間にはあることを巡って因縁があるとか。

政治好きな人にはともかく多くの国民にとって小林氏は未知の政治家だ。千葉県浦安市で育ち、東大に進学。ボート部で汗を流した。「埼玉県の戸田市というところで4年間、合宿所生活を過ごしまして、4年の時にはキャプテン。ひたすらボートを漕いでいた。学校には行けない仕組みになっていたので留年しました」

1日13~14時間勉強して国家公務員試験を通過、大蔵省(現・財務省)に入省した。ハーバード大大学院留学や米国の日本大使館で外交官として働いたりしたこともある。

2009年の政権交代時は米国にいたという。「『トラスト・ミー』発言があり、大使館の中にいて日米関係が本当にガタガタって崩れて行くのを肌で感じた。そのとき政治をやろうと本気で思ったんです」と振り返った。野党時代の自民党に飛び込み、今や〝若手のホープ〟と呼ばれるようになった。

同じく〝ホープ〟の小泉氏が出馬するとの情報に何を思うのか。「いま名前が挙がっている候補とされる方たちはみんな先輩で仕事や選挙とかで非常に恩義に感じる方ばかりです。だから、ライバルなんてせんえつながら私が発することができないほどお世話になっている。そうはいっても同じ土俵で戦うことになるので胸を借りるつもりでやりたい」

一方、小林氏のブログには小泉氏との接点が記されていた。それはレジ袋だ。小泉氏は環境相時代にレジ袋有料化を推進。発案は小泉氏ではなかったが、旗振り役となったことで、「不便になった」「意味がない」などと批判の声が小泉氏に向けられた。

小林氏は2019年11月に「レジ袋有料義務化は本質的な対応なのか?」とのタイトルでレジ袋の有料化について、環境相だった小泉氏を前に意見を述べたと記されていた。また、20年8月にも「レジ袋の有料義務化は国民の意識を本質から遠ざけるだけ」と問題視していた。

そこで「レジ袋有料化について、総裁選で小泉氏に何か言ってくれるのか」と直撃すると…。小林氏は「これに書いてあることはその時々で私が考えていることで、正直に書いているのでレジ袋の話は今でもそう思っています。(有料化ではなく)もっと本質的なことがあるんじゃないかと思っているが、総裁選でレジ袋の話をするのは国民の皆さまが求めているかどうかというと、ちょっとどうかと思いますけどね」と話した。

国民のレジ袋有料化への不満が今も高まったままなら議論になるかもしれない。

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