【広島】後半戦は4戦で3度の2桁安打 鬼門だった東京ドームが「天国」に一変したワケ
東スポWEB / 2024年8月21日 11時41分
完勝だ。セ首位の広島は20日の2位・巨人との首位攻防初戦(東京ドーム)に8―3で快勝した。4番・末包昇大外野手(28)が3安打5打点と大暴れするなど、相手先発・山崎伊を4回でKOした。常に試合を優位に進めた新井貴浩監督(47)も「(連戦の)頭を取れたのはすごく大きい」と笑顔でうなずいた。
これで巨人とは2ゲーム差。数字以上に手応えを感じているのが、敵地・東京ドームの〝肌感覚〟で、前半戦と後半戦では180度変わっているという。球宴前までは1勝5敗だったが、後半戦の4試合では2勝1敗1分け。そして勝敗以上に劇的に変化したのが、打線の活発さだ。前半戦は2桁安打すらゼロ。ところが後半戦の東京ドームでは4戦のうち早くも3度も10安打以上を記録している。
ターニングポイントになったのは、前回6日からのドーム3連戦。チームは7月以降の記録的な暑さの中、7カード連続で屋外で試合を消化した。その締めくくりは最高気温が35度以上に達した本拠地・マツダスタジアムでの6連戦だった。そんな地獄のような猛暑に耐え続けた直後の東京ドームだっただけに、選手たちからは「いや、本当涼しかった」「マジで快適っす。体? 楽です」。試合前から空調がバッチリと効いた快適な環境は、さながら〝オアシス〟だという。
長丁場のペナントレースで最も過酷な時期に、他チームより屋内では〝冷却効果〟を感じながら戦えている模様で、チーム関係者も「そういうふうに感じることができるのも、7月の屋外が続いていた時から、やることやってきたから」と明かす。
計画的なコンディションづくりも奏功し、この日の試合前はフリー打撃を通常よりも早めに終わらせた。その一方、酷暑の屋外で取りやめたこともあった内外野のシートノックを行うなど、快適な環境下だからこそ〝流すべき汗〟を流した赤ヘル軍団。メリハリを利かせたマネジメントで、さらなる首位固めを狙う。
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