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【競泳】中国の金メダリスト・孫楊が検査妨害で4年超の資格停止処分から国内大会復帰へ

東スポWEB / 2024年8月21日 11時42分

2019年の世界水泳選手権、男子400メートル自由形で金メダルを獲得した孫楊(ロイター)

ドーピング検査を妨害したとして、4年超の資格停止処分を受けた競泳男子自由形の五輪金メダリスト・孫楊(中国)が、国内大会で復帰することになった。中国メディア「封面新聞」などによると、25日から安徽省合肥で開催される全国夏季水泳選手権に出場するという。

孫は2018年、自宅での抜き打ち検査の際に検体の入った容器を破壊し妨害したことで、20年2月に4年3か月の資格停止処分を受けた。5月末に出場停止期間が終了した際、孫側は練習を始めていることを明かしていた。また孫も中国メディアに対し「過去4年間は後悔と収穫があったが、長くて大変だった。今後は競技に戻り、自分自身に挑戦し、新たな旅を続けることを決意した」と復帰を宣言していた。

中国競泳陣をめぐっては、東京五輪前に23人がドーピング検査で陽性反応が出たもの、出場が認められていたことが発覚。パリ五輪でも欧米から疑いの目がかけられるなど、物議を醸していた。元エースがどんな泳ぎを見せるのか。

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