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国民民主・玉木雄一郎代表 盛り上がる自民総裁選、立憲代表選へチクリ「誰一人、減税を言っていない」

東スポWEB / 2024年8月21日 22時24分

有楽町で街頭演説した国民民主・玉木代表

国民民主党の玉木雄一郎代表は21日に東京・有楽町イトシア前で街頭演説会を開き、自民党総裁選や立憲民主党代表選などについて言及した。

曇り空の中、マイクを握った玉木氏は「テレビをつけたら連日、自民党総裁選の話題です。今日は立憲民主党の枝野(幸男)さんが(代表選に)出馬をするということで、自民党と比べていまいち目立っていないですが、立憲も代表選挙が行われます」と話すと、声を張り上げてこう訴えた。

「我われは関係ないんです。『自民党を生まれ返らす』『立憲を変える』とかいろいろおっしゃっていますが、変わっていないんですよ。なぜかと言うと、今から出る人や出ようとしている人は共通して誰一人、減税を言っていない。いま何が問題かと言うと、極めてシンプルに言うと、みんなの手取りが増えないんですよ」

手取りが増えないのは、給料が上がった以上に税金が増えているからだ、というのが同氏の主張だ。

玉木氏は「これから難しいカタカナを言いますね。ブラケットクリープっていうんです」と話すと、聴衆から「難しい」と声が上がり「はい、すいません。うちの榛葉幹事長からも〝ビール、ホッピー、ハイボール〟しかわからないと言われている」と笑顔で答え、こう説明を行った。

「日本で所得税が累進課税になっている。0%、5%、10%、22%人とだんだんと所得が増えるに連れて所得税率が上がっていく税制になっているんです。だから、『やった! 賃金や所得が上がった』と喜んでも、次の税率が高い所得区分、これがブラケットクリープというのですが、そこに移行していくんです。取られる税金、かかる所得税率がこれまでより上がっている人が増えているんです」

その結果どういうことが起きているのか。

玉木氏は「みなさんの所得上昇率以上に国に入ってくる税収の増加率の方が高いんです。『来年にもプライマリーバランスは黒字になる』と、これは国の財政の懐が豊かになっている。でもみなさん、豊かにするのは国の財政じゃなくてみなさんの懐じゃないか。そのためには取りすぎてる税金をお返しすべきです」とした。

「我われは税収が増えることは良いし、(税収が)入ってくることは大事だが、みなさんの所得が増える以上に増えている税金についてはお返ししましょうと。所得税の減税は早くから訴えてきた。恒常的、恒久的に減税、特に基礎控除を上げようと極めてシンプルな税制改正、所得税の減税を訴えてきた。これを言っている政党は国民民主党だけです」と主張すると大きな拍手を浴びた。

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