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【RIZIN】青木真也 平本蓮の〝ドーピング疑惑〟騒動にメス「ちょっと因果応報の感はある」

東スポWEB / 2024年8月22日 5時9分

朝倉未来にTKO勝ちした平本蓮

格闘技イベント「RIZIN」で、またも〝ドーピング疑惑〟が浮上している。疑いを向けられているのは7月28日「超(スーパー)RIZIN.3」(さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来(32)にTKO勝ちした平本蓮(26)で、21日には榊原信行CEO(60)が状況説明をする事態にまで発展した。SNSを中心に巻き起こった現代ならではこの炎上劇を〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)はどう見るのか。今回も忖度なしにぶった斬る――。

この日の会見は「RIZIN.48」(9月29日、さいたま)のカード発表を目的としたものだったが、冒頭で榊原CEO自ら「今、平本選手の疑惑についてSNSで取りざたされていますが…」と切り出した。平本が関係者とドーピングについてやり取りしているとされる音声データが20日にSNS上で拡散し、炎上状態となっているのを受けてのことだ。

榊原CEOは平本vs未来が「ラストマン・スタンディング」のタイトル戦だったため、規定通り検体となる両者の尿を取り、米国の専門機関でドーピング検査を行っていると説明。来週中に出る結果を公表し、陽性反応があればルールに基づいて対処するとした。

青木はまず、近年頻発している不確かな情報や憶測をもとにした炎上について「最近、SNSって疑惑をかけたもん勝ちになってるじゃん。今の人って、そういうのに引っ張られやすいというかさ。それだけで審判が下されるような状況はどうかと思うよ」と声をしゃがれさせた。

今回はその不確かな情報による炎上が、競技の根底を揺るがしかねないドーピングの話題に及んだだけに「ドーピングは検査結果が全てなんだよ。そんなドーピングの性質上、今回みたいなことをやってると競技として成立しなくなるよね」と危惧する。

一方で「でも平本自身も笛を吹いて、引っ張られやすい人を集めて戦うスタイルだからなあ…。今度はその笛を自分に向けられたというか、ちょっと因果応報の感はある」とうなずく。その上で「まあ、とにかくみなさん、今は落ち着いて検査結果を待つべきだ。まさにトランキーロ。あっせんなよ…ってことだよ」とメガネを光らせた。

また今回の炎上を受け、確実な情報がないにもかかわらず選手や関係者が発信を行うケースも目立った。青木は「その行動で受け取り手の人格が丸見えになることもあるから気をつけないとね」と注意喚起する。

具体例を「ここぞとばかりにnoteを売る他人のふんどしで相撲をとるヤツがいたかと思えば、『麻薬中毒者よ!』ってポストしちゃう人がいたり『拳を合わせたから分かるけど…』とか言い出す〝ドーピングソムリエ〟が現れたり…」と挙げつつ「品格がむき出しになるよね」とスポーツドリンクを飲み干した。

RIZINでは木村〝フィリップ〟ミノル(30=ブラジル)が昨年のドーピング検査で陽性を示し、出場停止処分を受けた。青木は格闘技界のドーピングについて「結局、当日だけ検査しても意味ないんだよね。多分、隠せるし。言ってしまえば実質、無法地帯なんだ。結局は〝お互いのプライドがルール〟なんだから」とつぶやく。

最後は「今日はコバエとしてはぐれ国際軍団のセコンドをしたかったのに断られたからやることがない…」と意味不明なことを口走ると、後楽園ホールと逆方向に自転車で走り去った。

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