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【バレーボール】石川真佑 パリ五輪不完全燃焼の悔しさをバネに飛躍誓う「メンタルの大切さを感じた」

東スポWEB / 2024年8月22日 11時9分

イベントでバレーボールの楽しさを伝える石川真佑

エース候補が担う役割とは――。バレーボール女子でパリ五輪代表の石川真佑(24=ノバラ)が本紙の単独インタビューに応じ、1次リーグ敗退に終わった真夏の祭典を振り返った。不完全燃焼に終わった悔しさをバネに、さらなる飛躍を宣言。五輪2大会で得た〝経験値〟を、コート内外でバレーボール界に還元していく構えだ。

花の都から帰国後も精力的に活動し、20日にはロッテ社主催のイベントに参加。子供たちと交流した石川は「自分たちが結果で恩返しするところもそうだが、イベントなどを通じて少しでもいろんな方にバレーボールの楽しさを知っていただけたら」と意図を明かした。

かねてバレーボールの普及にも意欲を見せてきた一方で、パリ五輪は目標のメダルに届かなかった。「結果も含めて、自分の力を発揮できずに終わってしまった。ハイパフォーマンスを出す難しさや自分をしっかり出すためのメンタルの大切さを感じた」と反省点を口にした。

パリ五輪を最後に、主将を務めた古賀紗理那さんが引退。今後は石川がチームをけん引する立場となる。「立場はわからない部分もあるけど、東京五輪、パリ五輪など代表でいろんな経験をさせてもらっているので、自分がいろんなものを伝えたり、経験したことを出していくことが大事なのかなと思う」と展望を語った。

海外挑戦1年目となった昨季は、イタリア1部フィレンツェでリーグ10位の341得点をマーク。攻撃の幅を広げたシーズンとなったが、今季は強豪・ノバラでステップアップを誓う。「しっかり結果を残すのもそうだけど、個人としてもプレーの質をもう一段階上げていきたい。もちろんトップが目標ではあるが、今の段階で目指すところがそれぞれある。しっかり一段階ずつ積み上げていければいいなと思う」と意気込みつつ、目指すべき選手像に言及した。

「劣勢の場面などどういった状況でも点数を確実に取れる、周りが安心して託してもらえる選手になりたい」

4年後のロサンゼルス五輪は、チームの大黒柱として悲願のメダルに導くことができるか。

☆いしかわ・まゆ 2000年5月14日生まれ。愛知県出身。小学3年時に姉と男子代表の兄・祐希の影響で競技を始める。長野・裾花中、東京・下北沢成徳高でともに全国の頂点に立った。19年に東レへ入団し、同年に18歳で代表初選出。21年東京五輪、24年パリ五輪には兄妹で出場した。23~24年シーズンはイタリア1部フィレンツェに加入。リーグ10位の341得点を挙げた。24~25年シーズンからは強豪・ノバラでプレーする。174センチ。

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