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井上拓真「一方的にやるだけ」堤聖也との〝再戦〟に勝って兄・尚弥と同じ4団体統一へ!

東スポWEB / 2024年8月22日 16時20分

井上拓真㊧と堤聖也

日本史上最多7大世界タイトルマッチが2日にわたって行われる日本最大級のボクシング興行が10月13、14日に東京・有明アリーナで開催されることが22日、都内で開かれた会見で発表された。

初日のメインイベントとなるWBA世界バンタム級タイトルマッチで同級3位・堤聖也(28=角海老宝石)と3度目の防衛戦を行う王者の井上拓真(28=大橋)は、高校時代にインターハイで対戦して勝利した同い年の堤を返り討ちにして王座統一戦を実現させる意気込みを示した。

現在のバンタム級は4団体の世界王者がすべて日本人という戦国時代。その世界戦線に新たに割って入ってきた堤を迎え撃つ拓真は2戦連続の日本人対決に「熱くなる部分もある。見ているファンも熱く盛り上がる試合をしたい」と闘志を燃やした。

バンタム級4王座は以前はスーパーバンタム級4団体統一王者の兄・尚弥(大橋)が統一し、返上したもの。同い年との〝再戦〟を突破して兄の偉業を引き継ぐために、「向こうはリベンジの気持ちで来ると思いますけど返り討ちにして、先に見据えている統一戦に向けて勝ちを収めたい」と言葉に力を込めた。

堤については「アマチュア時代からタフ」と評しながらも、「厳しい試合にはしない。一方的にやりたいようにやるだけ」と自信たっぷり。「メインイベンターとして締めれるような結果を残したい」と誓った。

一方、世界初挑戦の堤は拓真を「ボクシングIQ、技術は高い。完成度が高いので崩すのは大変そうな印象」と評価し、打ち合いの期待を問われると、「僕にはそれしかない。ボクシング勝負をして簡単に勝てる相手ではない」と返答。「高校時代のリベンジ、ずっと胸にあったので、世界のベルトと一緒に達成できたら、これ以上はない」とダブルの悲願達成に意気込みを示した。

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