森保ジャパン撃破へ中国イバンコビッチ監督が自信「試合のビデオを分析した」

イバンコビッチ監督（ロイター）

森保ジャパンが２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選の初戦（９月５日、埼玉）で激突する中国代表のブランコ・イバンコビッチ監督が金星に自信をみなぎらせた。

中国は２月のアジアカップ後にクロアチアの名将イバンコビッチ監督が就任。今大会はアジアの出場枠が８・５に拡大するとあって大きなチャンスということもあり、出場権獲得へ強い意欲を見せている。

２１日には日本戦に臨むメンバーを発表。中国メディア「足球報官方微博」などが会見の様子を伝えた。

イバンコビッチ監督は「日本はアジア最強のチームであり、全力で戦う。日本チームとの試合に向けて、万全の準備をしてきた。日本チームの過去の試合のビデオを分析した。技術や戦術の変更に備えて準備を進めてきたが、試合は目まぐるしく変化するので、選手たちには自信を持って全力を尽くしてもらい、満足のいく結果が得られるよう努力していきたい」と徹底した森保ジャパン対策を進めていると明言した。

さっそく明日２３日から合宿を開始。「準備時間をより効率的に使わなければならない。選手たちに準備をさせる」と日本の約４倍となる日数をかけて入念に準備する構えだ。

ブラジル出身のＦＷアランとフェルナンジーニョなど帰化軍団は健在。「私たち代表チームに選ばれる選手は、コート上でより多く走り、より戦い、スピードに優れ、相手を恐れない。これらの特性を示す現代的な選手であることを望んでいる」と強調。森保ジャパンが苦手とする最終予選の初戦を前に、中国に不気味なムードが漂う。