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【阪神】〝勝利の女神〟に見放されたか… 悪循環の連続に他球団も「バタバタしてる」と苦言

東スポWEB / 2024年8月23日 5時5分

2回、アウトの判定にリクエストする阪神・岡田監督

猛虎が〝勝利の女神〟から見放された。セ3位の阪神は22日のヤクルト戦(京セラ)で2―5と痛恨の逆転負けを喫し、連勝が2でストップ。同一カード3連勝を逃し、首位・広島とのゲーム差も5に広がった。

岡田彰布監督(66)にとっても、ストレスがたまる黒星だった。指揮官はこの日、6番・左翼に島田海吏外野手(28)をスタメン起用。スピードが武器の背番号53は2回無死一塁で相手先発・ヤフーレから右翼線に長打を放ち、幸先良く先制に成功した。ここまでは岡田采配が「ズバリ」とハマる流れだった。

ところが、その島田は三塁を狙ってスライディングするも勢い余ってベースオーバーとなり、あえなくタッチアウト。リクエストも実らず、なおも無死三塁の好機となるはずが「フイ」となった。次打者の木浪が右中間二塁打を放っただけに結果論とはいえ、追加点につながらず「モヤモヤ」が残ったことは事実だ。

さらに同点で迎えた5回の守備で島田は一死無走者から岩田の左前打を後逸(記録は二塁打と失策)。これをきっかけに一死三塁となり、先発の青柳が村上に一塁線への不運な適時二塁打を浴びた。それでも岡田監督は1点ビハインドの8回に「そら1点差やねんから行くよ。そんなん」と勝ちパターンの石井を投入。ここを無失点でしのぎ、その裏に大山の13号同点ソロが飛び出した。

岡田監督の執念の継投が功を奏したかと思われたが、9回に4番手の桐敷が今季ワーストの3失点。猛虎らしからぬ悪循環の連続で「ジ・エンド」となった。

実際に他球団スコアラーも「阪神の強さは強力なリリーフ陣が機能し終盤の接戦を落とさないところだが、明らかにバタバタしている」と苦言を呈し〝らしくない野球〟を指摘していた。

23日からは敵地マツダスタジアムで首位・広島と3連戦に臨む。果たしてここで本来の岡田阪神の姿を取り戻せるのだろうか。

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