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【西武】今季初の同一カード3連勝で見えた光明 渡辺監督代行は〝最弱ロード〟の中で「全力プレー」を約束

東スポWEB / 2024年8月23日 6時9分

西武・渡辺久信監督代行

歴史的低迷に苦しんでいる西武にわずかな光明が差し込んだ。22日のオリックス戦(ベルーナ)は延長12回の末、2―1で勝利。今季110試合目にして初めて同一カード3連勝に成功した。

主将・源田壮亮内野手(31)が10回の二死満塁に続き、2度目の〝サヨナラ・チャレンジ〟で右前に決勝打を放ち、ヒーローとなった。殊勲の背番号6は「ここずっとピッチャーが頑張ってくれていたので、最後はなんとか勝ち切れてよかった。(サヨナラ打は)初めてだったんですけど、みんなすごい笑顔で走って来てくれた。(チームの)雰囲気がいいので明日からも勝ち続けられるよう頑張りたい」とコメント。これに満足することなく、23日の楽天戦(ベルーナ)で貪欲に今季最長4連勝を目指していくことを語った。

渡辺久信監督代行(59)も「厳しいゲームでした。今日は2点しか取っていないですけど、全員で取った2点ですし、非常に意味のある試合だったんじゃないかと思う。(僅差の)しんどいゲームが続いていますけど、また明日からもいいゲームをしていきたい」。

9回まではガルシアが5回に放った来日1号ソロによる1安打のみの苦しい展開。チャンステーマが鳴りやまなかった延長10回以降の3イニングでベンチの面々も総立ちとなった〝全員野球〟をたたえた。

3連勝したとはいえ、それでも5位・オリックスとの差は15ゲーム。借金40のチーム状況は「常勝・西武」の歴史を振り返れば、悲しい現実ではある。

しかし、今は打線に軸がない状況の中で新たなチームの形を作っていかなければいけない歴史の転換点に立たされており、いわば「曲がり角」にいる。

8連敗が4度あり、シーズン100敗の可能性もある状況下でファンはよりボルテージを上げ、本拠地のレフトスタンドから〝最弱のライオンズ〟を鼓舞している。

今季の渡辺代行は14年間にわたる西武での現役時代、そして6年間の監督時代に一度もなかった「借金を抱えてのシーズン終了」が確定している。それでも指揮官は「ずっとこの勝ちが続いてくれればファンの皆さんもうれしいと思いますし、我々もその気持ちで明日からも続くように1試合1試合戦っていきたい」と謙虚な言葉を並べ、今後も変わらぬ全力プレーを約束していた。

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