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重定知佳がパリパラリンピックの代表辞退 ライバルへの誹謗中傷で賠償命令

東スポWEB / 2024年8月23日 18時19分

重定知佳(代表撮影)

日本パラスポーツ協会と日本パラリンピック委員会(JPC)は22日、アーチェリー女子の重定知佳(林テレンプ)がパリパラリンピックの代表を辞退したと発表した。
JPCは6日、東京地方裁判所にて、日本身体障害者アーチェリー連盟に登録する選手が重定に対して提起した名誉毀損に基づく損害賠償請求を認容する判決が出されたことを受け、同連盟に重定の日本代表選手派遣推薦に関する有効性を再確認することを指示した。

18日に同連盟から「8月13日に臨時理事会を開催し、重定選手が第1審で敗訴し控訴予定であること及び本件に関する内容を適切に説明した上で、重定選手の代表選手選考の手続きの有効性を再確認した」「臨時理事会において、賛成多数により手続きは有効であると決議した」との報告を受けたいう。

同報告を受け、JPC内であらためて事実確認及び審議を行った結果、今回の重定の行為は「国際総合競技大会派遣規程」(以下、派遣規程)に違反する可能性があると判断。派遣規程に基づき、重定の処分について検討するためのJPC調査パネルを設置した。

事実確認、審議を行ったところ、21日に重定に対し代理人弁護士が同席する形で弁明の機会を付与した。JPCにおいても外部の弁護士を含む2人の弁護士からも意見を求め、JPC調査パネルにおいて検討を進めていた中で、22日に重定からJPCに対して代表辞退の申し出があったため、JPCは申し出を受理した。

JPCの森和之会長は「この度は、皆様方には多大なご心配、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今回の事案は大変残念であります。名誉毀損や誹謗中傷はいかなる場面においても断じて許されるものではありません。今後、JPCは再発防止に向け、より一層スポーツインテグリティを高める取り組みを実施してまいります。8月28日に開幕するパリ2024パラリンピック競技大会において、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、温かいご声援を宜しくお願い申し上げます(原文ママ)」とコメントした。

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