【FMWE】ドリー・ファンクJr.の〝ラストマッチ〟に川崎熱狂「ファンクス一家の歴史は、日本に支えられました」
東スポWEB / 2024年8月24日 21時19分
FMWE24日の「テリー・ファンク1周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』」(富士通スタジアム川崎)で、日本ラストマッチとなったドリー・ファンク・ジュニア(83)が観客を大熱狂させた。
ドリーは西村修と組み、大仁田厚&雷神矢口と対戦。「川崎伝説2024ダブルヘル電流爆破」と題された形式で、南北側に地雷爆破、東西側に有刺鉄線電流爆破が設置され、電流爆破バットも4本用意された。西村、矢口、大仁田に続いて最後に登場したドリーは、おなじみのテーマ曲「スピニングトーホールド」で入場。早くも会場は興奮のるつぼとなり、ドリーは観客をかきわけるように入場だ。
開始前には、1年前に亡くなった弟のテリーさんに10カウントゴングがささげられた。試合が始まるとドリーは大仁田にエルボーを、矢口にヘッドロックをお見舞いするなど往年の動きを披露し、大歓声を浴びた。
途中、大仁田に爆破バットで狙われたが、身をていした西村に守られる一幕も。一進一退の攻防となったが、最後は西村が矢口の右脚を爆破バットで打ち抜くことに成功。そこにドリーと西村が続けてスピニングトーホールドを決めてギブアップを奪い、見事白星を手にした。
試合後、ドリーは「日本の皆さま。温かいご声援、誠にありがとうございます。テリー・ファンク、ありがとう。ありがとう、父、ドリーファンク・シニア。彼は私の先生でした。日本に感謝します。妻に感謝します。みんなありがとう。最高の旅になりました」と天を仰ぐ。そして「ネバークイット、フォーエバー!」と連呼して拍手を浴びた。
さらにコメントスペースでは「思っていた以上にいい試合ができました」と満足げ。改めて日本への感謝を口にし「父から始まったファンクス一家の歴史は、日本に支えられました」としみじみ話していた。
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