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【阪神】岡田監督 怒り消えず…報道陣に敗因キッパリ「バントだけやん。それだけやん」

東スポWEB / 2024年8月24日 23時19分

険しい表情で戦況を見つめる阪神・岡田監督(左)

セ3位の阪神が24日の広島戦(マツダ)を1―2の接戦で敗れ、連勝を逃した。逆転での連覇達成へ落とせない首位・広島との決戦。わずか1点が届かず、再びゲーム差は5まで広がった。

岡田監督が敗因に挙げたのは、7回の攻撃だった。先頭・大山が島内から左前打で出塁。続く前川が死球で一、二塁とチャンスを拡大した。ここで指揮官は木浪に犠打のサインを送ったが、スリーバント失敗という結果に…。「バントだけやん。それだけやん」と吐き捨てるような口調に悔しさがにじみ出た。

バント失敗後も一死一、二塁で代打・糸原が初球を打ち上げて左飛。さらに代打・原口を送り込んだが遊ゴロに倒れ、執念の代打攻勢も実らなかった。

岡田監督の怒りはヒートアップ。別の質問をされても「いや、バントだけやって、だから。そういうことやんか」と怒気を含んだ言葉を残して帰りのバスに乗り込んだ。

それだけ痛い1敗だった。敵地での首位カープとの直接対決はこれで1勝1敗。当然、3連勝をもくろんではいたのだが、25日の同カードでは是が非でも勝ち越すしかない。

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