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全英予選落ちの渋野日向子 ショットメーカーから遠い現実…岡本綾子「そこにはたどり着いていない」

東スポWEB / 2024年8月25日 6時9分

課題山積の渋野

女子ゴルフの渋野日向子(25=サントリー)が、〝レジェンド〟からさらなる精進を求められた。

米ツアーメジャー最終戦「AIG全英女子オープン」(英スコットランドのセントアンドリューズ・オールドC=パー72)で予選落ち。初日(22日)に8オーバーの134位と大きく出遅れると、2日目(23日)も78と巻き返せず、通算14オーバーの140位。後ろにいる選手は、わずか2人だけだった。本人は「何もできなかった」とショックを受けるほどだった。

前週は初日に負傷で途中棄権しており、準備不足もあっただろうが、プロゴルファーの岡本綾子は、「U―NEXT」で中継された2日目の解説でショット力不足を指摘した。「ショットメーカーと呼ばれる誰かが『渋野プロってショットメーカーやね』とささやいてくれれば、その気になるんでしょうけど、そこにはたどり着いていないというのはありますね」

その上で自身の経験を踏まえこう続けた。「例えば私が現役のとき、LPGA(米ツアー)で戦っているとき、綾子のショットはダーツみたいだというふうに例えられたんですね。ショートゲームでも2年連続で賞をもらったりとか、そういう評価を渋野選手に与えたら、その気になっちゃうわけですよ。私もその気になりましたし。そういうところに染まっていくともっと強くなると思いますね」

ただ、渋野がショット面で高評価を得るに至ってない現状では、技術の向上あるのみというわけだ。今季は6月の「全米女子オープン」で2位になるなど復調してきたが、岡本に言わせれば「まだ安定性がないんでしょうね」。今大会でバーディーがなかなか取れなかったことには「バーディーが取れるところにショットを置けなかった」と説明した。

渋野がショットメーカーと呼ばれる日はやって来るのか。〝聖地〟で直面した厳しい現実は、その糧になりそうだ。

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