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井上尚弥の〝PFP論争〟が再燃か 格下相手に勝利しても1位返り咲きは…

東スポWEB / 2024年8月25日 8時39分

井上尚弥

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の〝PFP論争〟が再燃しそうだ。

〝モンスター〟はV2戦(9月3日、東京・有明アリーナ)でWBO同級2位のT・J・ドヘニー(37=アイルランド)と対戦する。海外メディア「スポーツ・キーダ」は「井上に勝てるほどの実力はない。比較的簡単に倒せるはずだ」とし、米メディア「ボクシングニュース24」も「井上を倒す脅威ではない」と報じるなど、王者の圧勝を予想している。

そこで注目されるのはパウンド・フォー・パウンド(PFP、際旧差のない最強ランキング)の行方だ。ボクシング界でもっとも権威ある「リング」誌のPFPで井上は、世界ヘビー級4団体統一を果たしたオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に1位の座を奪取されて2位につけているが、今回ドヘニーに勝利しても〝返り咲き〟は厳しい見通しだ。

井上が5月に東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)に勝利し、初防衛に成功。リング誌のPFP1位に復帰したときでさえ、世界中のボクシング関係者を巻き込んで大論争に発展した。実際、海外メディア「Clarin」は「日本人(井上)は、PFPのライバルとなるエリートと対戦していない主張する人がいる」と指摘していた。

井上は現在2位にランクイン。1位になるためには対戦相手の実力も審査対象となり、今回ドヘニーとの激突では高く評価されないとみられている。また海外メディア「IZQUIERDAZO」は「専門家は、井上がPFP1位になるには米国か英国で戦わなければならないと主張している」と報道。是非は別としても、日本開催では〝マイナス査定〟となりかねないという。

再びPFPの頂点に立つにはフェザー級に転向し、ベルトを統一するしかないのかもしれない。

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