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【阪神】岡田監督「そういうことやんか」117試合目で〝普通の野球〟整ったか

東スポWEB / 2024年8月26日 5時9分

逆転3ランを放ったヒーロー・森下を迎える岡田監督。右は大竹

阪神は25日の広島戦(マツダ)に7―5で逆転勝ちし、2カード連続の勝ち越しを決めた。首位を走るカープと4ゲーム差に縮め、岡田彰布監督(66)も「勝つことがすべて? そういうことやんか」と大きな1勝をかみ締めた。

この日は初回から先発の〝鯉キラー〟大竹が、二死満塁から菊池の適時打で2点を失う展開。嫌なムードが漂う中、2点を追う3回に流れを変える一発が飛び出した。二死一、二塁から3番・森下が相手先発・森の141キロのカットボールを捉え、左翼席へ突き刺さる逆転の12号3ラン。さらに、3点リードの7回にも二死満塁から大山の2点適時打で突き放した。岡田監督も頼もしいクリーンアップに「ランナーいてる時な、特にな。いてない時にはスカになるけど(笑い)」とご満悦だった。

前夜は1点ビハインドの7回無死一、二塁で木浪が犠打を失敗するなど、チャンスをモノにできず接戦を落とした。それでも、この日はミスからの失点こそあったものの二死から得点を挙げ、投手陣も無駄な四球を与えなかった。指揮官が昨季から伝えてきた〝普通にやる野球〟が、今季117試合目にして整ったのかもしれない。

球団初の連覇に向けて首の皮一枚つながったチームは、27日から4位・DeNAとの3連戦(横浜)に臨む。首位奪取へ〝普通の野球〟で上昇気流に乗れるか。

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