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野田佳彦元首相 立憲党内で大不評…代表選でネックとなる維新との〝すみ分け〟発言

東スポWEB / 2024年8月26日 6時10分

世論調査では支持を集めている野田佳彦元首相だが…

立憲民主党の野田佳彦元首相が党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補を正式表明する準備に入った。自民党総裁選も同時期に予定されており、そちらの候補者の立候補表明とかぶらないタイミングを模索しているという。

代表選にはすでに枝野幸男前代表が出馬を表明し、連合会長と会談するなど動き出している。一方で泉健太代表の出馬表明はまだ。ほかに野田氏や馬淵澄夫元国交相や、江田憲司元代表代行の名前が浮上している。

旧立憲民主党の生みの親である枝野氏はコアな党員からの支持がある。一方で野田氏は首相を務めた経験があるだけに安定感があり、党内の若手・中堅からなる「直諫の会」が出馬要請し、小沢一郎氏のグループからも期待があるとされる。

立憲民主党関係者は「党内のグループの動きを考えると馬淵氏が推薦人20人を集められるかは分からない。泉氏もよくよく数えてみると、推薦人集めに若干不安がある」と指摘した。

毎日新聞の全国世論調査では誰が代表に選ばれてほしいかとの問いに、野田氏が27%でトップ。枝野氏が2位、泉氏が3位となっていたという。代表選はあくまで党の中での選挙なので、一般の国民に選挙権があるわけではないが、実際の代表選でも野田氏という結果になるのか。

永田町関係者は「野田氏にとってネックとなっているのが日本維新の会との関係です。野田氏は以前、維新との〝すみ分け〟に言及していました。これが党内で必ずしも評判が良くないのです」と明かした。

野田氏は今年3月にテレビ番組で維新との候補者調整の必要性を訴えていた。地域性を鑑みて、関東を立憲、関西を維新というように調整することで、自民党と対峙すべきだという主張だった。

「野田氏は千葉なのでいいですが、関西の議員や関係者からしたらすみ分けは受け入れられないでしょう。すみ分けどころか切り捨てですからね。この点は代表選でも争点になる」(同)

野田氏は先日、維新の勉強会に講師として出席。維新と距離が近いが、果たしてどうなるか。

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