【ソフトバンク】井出コーチ 続いた本塁憤死…難しい場面も「全てストライクがくると判断したら…」
東スポWEB / 2024年8月26日 6時10分
パ首位のソフトバンクは25日の2位・日本ハム戦(エスコン)に3―5で競り負け、2カード連続の負け越しとなった。優勝マジックは「21」のままで、後半戦初めて2位とのゲーム差が「10」を切って「9・5」となった。
前日の完敗に続いて相手の勢いに屈した。初回に先発・松本晴が3失点。4回にも追加点を許して主導権を握られた。打線が5回に3点を返して1点差に迫ったが、6回に失策から相手に貴重な追加点を献上。最後まで流れをつかめなかった。
試合後、小久保監督は「今日は負けるべくして負けた」と総括し、チームの引き締めを図った。バント処理のミス、犠打失敗を指摘した上で「あれはめちゃくちゃ痛かった」と語気を強めたのが、3回の本塁憤死だった。
一死一、二塁で牧原大が三遊間を破る左前打を放つと、二塁走者・周東は一気に本塁を狙ったが、相手左翼・水谷の好返球でタッチアウト。指揮官は「3点リードされた展開で、やっと捕まえたところでの走塁死」と悔やんだ。「あとは井出コーチに聞いてください」と多くを語らなかったが、前カードの楽天戦でも指揮官が「もったいない」とした本塁憤死があっただけに、直接的な指摘に至ったようだ。
試合後、三塁の井出ベースコーチは、本塁突入の判断について「(水谷の肩と周東の走力と)プラス風が強かったから。アゲンストの風が吹くと回転が良くないとそれやすい。そこを狙った」と説明。昨季までホークスに在籍していた水谷の守備力、屋根が開いていたドーム球場の環境、天然芝と硬い土でボールの跳ね方が違うなどを考慮してジャッジしたという。
相手のプレーの前に判断しなければならない難しさはある。井出コーチは「全てストライクがくると判断していたら回せない。得点も上がってこない。そこは何を言われても信念を持ってやるだけです」と前を向いた。
勝負の世界は結果が全て。結果的に慎重さを欠くシーンが続いている。覚悟と信念を持ちつつ精度を高められるか。
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