アーロン・ジャッジ５０、５１号２発で新記録ペース ７回にソト、スタントンと３者連続弾

７回に５１号本塁打を放ったアーロン・ジャッジ（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（３２）は２５日（日本時間日）に本拠地ニューヨークでのロッキーズ戦の初回に２試合ぶりの一発となる５０号２ラン、７回に５１号を放ち、４打数２安打３打点だった。打率３割３分３厘。チームは１０―３で勝った。

ヤンキー・スタジアムが大興奮したのは４―３の７回だった。一死で２番ソトが右中間へ打球速度１０２・７マイル（約１６５・３キロ）、飛距離４１８フィート（約１２７・４メートル）の３７号ソロを放つと、ジャッジが右中間へ打球速度１０３・３マイル（約１６６・２キロ）、飛距離３７７フィート（約１１５メートル）の５１号ソロ、最後はスタントンが中堅へ２３号ソロ。打球速度１１０・５マイル（約１７７・８キロ）、飛距離４２５フィート（約１２９・５メートル）の弾丸アーチで３者連続弾を締めくくった。ヤンキースファンはお祭り騒ぎだ。８回にトーレスが１１号ソロを放って真昼の本塁打ショーを打ち上げた。

本拠地に最初の大歓声が上がったのは１点を追う初回一死二塁だった。マウンドは相手先発の左腕ゴンバーだ。２ストライクからの４球目、外角低めの８２・５マイル（約１３３キロ）のチェンジアップを豪快にすくい上げた。角度２６度、打球速度１０６・７マイル（約１７２キロ）で中堅方向へ伸びるとそのままブルペンに着弾。５０号逆転２ランとなった。飛距離は４３１フィート（約１３１メートル）だった。

ジャッジの５０号到達は１７、２２年についで３度目。チーム１３１試合目での５１発はア・リーグ記録の６２本塁打を放った２２年の１３０試合目より１試合遅いだけ。この試合も含めて直近６試合で７本と大爆発しており、シーズン６３発ペース。リーグ記録を再び塗り替えるのか注目だ。