【バレーボール】甲斐優斗 ロサンゼルス五輪の主軸へ飛躍誓う「より多くコートに立ちたい」

甲斐優斗

パリ五輪でバレーボール男子日本代表の甲斐優斗（専大）が、４年後に向けて〝主軸〟としての活躍を誓った。

２６日に都内で行われたデサント社が主催するマルチスポーツイベントに参加。３５人の中学生と競泳、バレーボール、ブレイキンの３競技を通じて交流した。指導役を務めた甲斐は実技時に「パリ五輪でリリーフサーバーに行くときよりも緊張した」と笑いを誘いつつも、力強いサーブを披露。中学生や保護者からは驚きの声が上がった。

パリ五輪では主にリリーフサーバーで出場したが、準々決勝でイタリアに敗戦。目標の金メダルには届かなかった。それでも「よりバレーボールを好きになったし、このレベルでバレーボールをしたいというきっかけにもなった。次のロサンゼルス五輪へまた準備していきたい」と気持ちを新たにした上で「注目度の高い大会なので、もっと試合に出たい気持ちが強まった。いろんな方が応援してくださるので、より多くコートに立ちたいと思った」と力を込めた。

バレーボール関係者から「ロス五輪の主軸候補」として期待される若きスパイカーは「全てのプレーをしっかり伸ばしていければ」とさらなる飛躍を誓った。