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山本譲二と植木悦子 夫婦で『がん』を患い「心配するなって言いながらも、僕も不安でした」

東スポWEB / 2024年8月26日 21時59分

山本譲二と悦子夫人(2016年撮影)

演歌歌手の山本譲二と妻で女優の植木悦子が26日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、現在の体調などについて語った。

2人はともにがんを患い、山本は現在治療中。悦子はすでに克服し、通常の生活を送っている。

14年前に妻が「乳がん」を患った際の状況について山本は「子供たちが病院から帰る道すがら『お父さん、お母さん死んじゃうの』って聞くんですよ。お母さんはね。そんなに弱い星の下に生まれてないから心配するなって言いながらも僕も不安でした。それくらい『がん』って病名が怖かった」と明かした。

5年前に自身も「大腸がん」を患った。すでに7センチにまで成長しており、大腸を20センチ切ったという。

山本は「あとリンパを22か所(取った)。その手術をした後に抗がん剤治療をするか、化学治療をするか(聞かれた)。それがまた大変だって話もよく聞きましたし、そういう方を何十人も見てきたし、俺はどうなるのかなって。頭の中おかしくなりそうでした」と語った。

当時、山本は69歳。さすがに死を意識したという。

「大切な人の顔が浮かぶんですよね。今死んじゃダメだって。(がんになる以前は)『俺はスッて逝くからな』って言ってたんですけど。がんになって病室で、みんな帰った時に『もう少し生きさせてください』ってお願いしてましたね。それから手術に入るんですけど」と当時の心境を吐露した。

治療中に体重は8キロも減少。「子供たちから『お父さん、もうそれ以上小さくならないで』って言われたんですけど、何も食べてないし、点滴だけだからね。『もう少し痩せるかもしれないけど、頑張るから』って、そんな感じでした」と振り返った。

手術後、年に4回はCTやMRI、PET検査などを受けているという。

一方、悦子も乳がんの切除手術後、同様の検査が13年間続いたが、昨年終了。「もう全然、大丈夫です」と笑顔を見せた。

山本は最後に「あと10年は頑張りたい」と力を込めた。

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