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【阪神】岡田監督「逆転アレンパ」に望みつなぐ〝ゆとりローテ〟 広島戦に高橋遥人あと2回は投入

東スポWEB / 2024年8月27日 6時4分

阪神・岡田監督(左)と高橋遥人

「シン・鯉キラー左腕」を切り札にミラクル逆転Vを目指す。セ3位の阪神は25日までの敵地・広島3連戦(マツダ)を2勝1敗とし、2カード連続の勝ち越しに成功。球団初の連覇に向けて首の皮一枚つなげた。今後は4ゲーム差で首位に立つ広島との直接対決残り3試合も大きなターニングポイントとなる。岡田彰布監督(66)は鯉相手に2戦2勝と好相性の高橋遥人投手(28)を広島戦の〝ジョーカー〟として起用していく構えだ。

阪神にとって負けられない戦いが続く中、27日からの4位・DeNAとの3連戦(横浜)で初戦が伊藤将、2戦目に中10日で村上、3戦目は同じく中10日で才木がマウンドに上がる。牧、宮崎、オースティンら右の好打者がそろう中で、2、3戦目は安定感を誇る同学年右腕コンビをぶつける予定だ。

シーズンも終盤戦になり、登板間隔を詰めるチームも出てくる中で余裕を持ったローテーションを組むことができている。これについては岡田監督も「いやピッチャーおるからな、やっぱり。みんな間隔あけれて行けるからな、才木も1回。まあ、野手1人おろさなあかんからなあ、登録だけやな、お前」と笑顔で語った。

ここまでチームを支えてきた先発陣がシーズン佳境においても、ゆとりを持って登板に臨めることはこれ以上ない強みだ。そして、このローテ形成にはこんな〝布石〟も隠されている。複数回の手術を乗り越えて一軍に復帰し、広島相手に防御率0・82と無双投球を続けている高橋の起用法だ。次回の登板は23日の広島戦(マツダ)から中10日となる9月3日の中日戦(甲子園)が濃厚となっている。そこから中10日で回ると、同14日(甲子園)、さらには中12日で同27日(マツダ)と広島戦で2度、高橋を投入することが可能となる。

また、阪神が残り26試合となった一方で広島は33試合を残している。指揮官も「広島がやっぱり思ったよりピッチャー良かったよなあ。まだ終わってないけど(笑い)。まあ、これからやけどな。試合数があるわけやからそら、ピッチャーが一番大変やろ」と語っている通り、チームは自力優勝の可能性こそ消滅したものの、シーズン終了まで何が起こるかはわからない。まずは白星を重ね、鯉キラー左腕を広島戦の2試合に投入する〝秘策〟で2勝をゲットできれば、ミラクル逆転Vもグッと現実に近づく可能性が高まるはずだ。

猛虎が「勇往邁進」の姿勢を貫き、奇跡を引き起こすことができるか。

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