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【西武】指名順位〝優位〟のドラフト 最大のテーマは「将来のレギュラー野手獲得」

東スポWEB / 2024年8月27日 6時4分

青学大・西川史礁(左)と明大・宗山塁

ライオンズ再建への第一歩はドラフトから始まることになりそうだ。

パ・リーグ最下位に沈む西武の今季戦績は26日現在で35勝76敗2分けの借金41。27日からは開幕から未勝利のまま14連敗中のロッテとの3連戦(ZOZOマリン)を迎える。渡辺久信監督代行(59)は「1回も勝っていない相手なので何とか勝てれば」との悲壮な決意で敵地に乗り込むが、この3連戦の勝敗いかんによってCS進出の可能性も完全消滅する。

西武の2024年シーズンの灯がいよいよ消えようとしているわけだが、視点を変えると悪いことばかりでもない。

10月24日に行われるドラフト会議に目を転じると、ウエーバーの優先度は今年は「パ・リーグから」となるため、このまま西武の最下位が決定すれば2巡目の指名順でトップとなり、実質13番目の指名権が確保できることになる。

3巡目は逆ウエーバー、4巡目は再びウエーバーを繰り返すため36番目、37番目の折り返し、5、6巡目の60番目、61番目と続けて指名を繰り返していくことになる。

チーム打率2割5厘、同44本塁打、同262得点(いずれも12球団ワースト=26日現在)。源田、外崎の二遊間以外のポジションが固定できないという現実は避けて通れない。だからこそ球団内にも「どう考えても野手中心でいくしかない」との声がある通り、今秋ドラフトでの〝ポールポジション〟を使い、いかに近い将来のレギュラー野手を獲得できるかが最大のテーマとなってくる。

入札抽選となる1位指名で大学ジャパンの4番・西川史礁外野手(21=青学大4年)、即戦力内野手と評価の高い宗山塁内野手(21=明大4年)などマークを続ける即戦力大学生野手の指名権を獲得した上で、2位~4位の指名順位においてどんな野手補強をしていくのか。当日のドラフト会場で行われるテーブル上の駆け引きが今から注目される。

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