1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

タロット占いで懲役1年! 米ペンシルベニア州の1861年「占い法」は言論の自由の侵害か

東スポWEB / 2024年8月27日 11時50分

ベック・ローレンスさん(本人のフェイスブックから)

ペンシルベニア州のタロット占い師が、営利目的のタロット占いを禁止する1861年の法律は違憲であり、言論の自由を侵害しているとして、地元の法執行機関と地方政府を訴えている。米紙マイアミ・ヘラルドが先日、報じた。

占いショップ「ザ・サーペンツ・キー・ショップ&サンクチュアリ」のオーナー、ベック・ローレンスさんを代表して提起されたこの訴訟では、ハノーバー警察のチャド・マーティン署長とハノーバー自治区が被告として挙げられている。

ローレンスさんはフェイスブックに「マーティンともう1人の警官が私の店に押し入り、会話を録音する権利を否定し、『タロット占いをしたとして私を最長1年間逮捕するか、2500ドルの罰金を科す』と脅した。彼らは、その日は私を刑務所に送らないと保証したが、もし今後も占いを続けるのであれば逮捕せざるを得ないと言った」と投稿した。

1861年に制定されたペンシルベニア州の「占い法(フォーチュン・テリング・スタチュート)」では、金銭や利益を得るために占いをしたり、未来を予言する〝ふり〟をしたりすると軽犯罪として有罪となると規定されている。この法律は「カードやトークン、人の頭や手の検査、年齢、天体の動きの観察、またはその他の方法による」未来予言や占いを禁止している。

訴状によると、この法律は言論の自由の侵害であり、「たとえ金銭と引き換えに行われたとしても、占いは単なる言論である。最も基本的なレベルでは、タロットカード占いは娯楽であり、絆を深める活動である」と主張している。

ローレンスさんの代理人弁護士らは、この法律が米国憲法修正第1条および第14条に違反しているとの判決を下すよう裁判所に求めている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください