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UUUM創業者・鎌田和樹氏の「名前のない仕事」を成功に導くビジネス論

東スポWEB / 2024年8月27日 14時5分

「悩んでいる人って、悩みたいだけで答えは決まっていることがほとんどだと思うんですよ。嫌なことでも良いことでも、結局やるしかないんだから、悩んでいる時間がもったいない。特にトップになればなるほど即断即決をしないと、ピラミッドの構造上、下の人たちは全員待ち状態になります。もちろん決断する材料がないと判断できないこともありますけどね」

そんな鎌田氏の手腕もあってユーチューバーという職業は世間一般に広く名前が知られる存在となった。“好きなことで生きていく”姿にあこがれる子供たちも多いようで、今や「小学生がなりたい職業ランキング」の常連だ。では今後、ユーチューブがメディアの覇権を握るのか。鎌田氏の見方はこうだ。

「ユーチューブじゃないメディアのこともすごくドライに見ていますよ。今、企業さんがもし使うなら、ユーチューブじゃなくてTikTokだよって僕なら絶対言う。ビジネス的なサイクルでいうとユーチューブが一番だとは思うけど、流行をつくりたいならTikTokだし、今回のパリ五輪ではTVerが伸びましたよね。トレンドは日々移っているんです」

鎌田氏は23年にUUUMを“卒業”。今はユーチューブとは一定の距離を置いているようで「卒業した後は人並み以下しか見てない…」と素直に明かした。それでも、盟友・ヒカキンの結婚報告動画や第一子の誕生動画などはこまめにチェックしており「頻繁ではないけどタイミングがあれば今も当たり前のように連絡します」と言う。新事業でヒカキンと再び“タッグ”を組む可能性を聞くと「可能性はないって言うのもウソっぽいけど、現状(可能性が)あるかって言われると今は間違いなくない」とキッパリと断言した。

「これはヒカキンに限らず、何か(ビジネスの)オファーがあった時に、僕の判断基準は『面白いか、面白くないか』。それはどういう世界になるの?って興味があったらやりたいですね。逆に『それやったらもうかります』って言われるのが一番冷めるタイプ。もうかることよりも、楽しいことや新しいことがモチベーションで、すごく引かれるので、そういったことがあればチャレンジしたいですね」

とはいえ“次のビジネス”についてはまだ何も告知できない段階だという。「また同じことはしない」としつつ「この本が世の中に出た時の反応によって、自分がどう求められているのかを見極めて1年後に備えたい」と読者の反応も次のビジネスの糧にしていく。

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