【卓球】早田ひな 世界卓球＆五輪単で決勝進出へ 大谷翔平から学び「憧れるアスリートの１人」

報告会に出席した早田ひな

卓球女子でパリ五輪代表の早田ひな（日本生命）が〝二刀流戦士〟から刺激を受けている。

１１日に閉幕した真夏の祭典では、シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得。２７日には都内で行われた日本協会の報告会に出席し「会う人会う人におめでとうと言っていただいた。私たちはパリにいたので、あまり日本での報道とかがわからなかったが、改めて五輪のすごさを感じた」と神妙に語った。

シングルス準々決勝で負傷した左腕の状態は「病院でも保存治療ということで、時間をかけて治していくしかない」と説明。復帰時期も未定だが「ケガをしていても頭の勉強だったりとか、他の体のトレーニングなどはできる。時間を使って向き合えると思っているので、しっかり考えて有意義に過ごしていきたい」と前を向いている。

最近は米大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平投手の本を購入。「自分自身がより進化するために、偉業を成し遂げている選手、私の憧れるアスリートの１人。そういった選手の話だったりとかを参考にして、自分のものに落とし込めていけたら、より成長できるのかなと思っている。卓球に限らずいろんなスポーツから学ぶことは多いと思っている」と意図を明かした。

過去にも大谷の本を読んだという早田は「世界選手権の銅メダル以上、五輪の銅メダル以上を目指して、いろんな面で成長できるように頑張りたい」とさらなる高みを見据えている。