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【阪神】岡田監督〝休養タップリ〟ローテが初日大コケの悪夢 気づけば4位DeNAと2・5差

東スポWEB / 2024年8月28日 5時5分

DeNAとの初戦でつまずいた阪神・岡田監督

阪神は27日のDeNA戦(横浜)に4―10で完敗。先発・伊藤将が3回5安打4失点と崩れると、後続のブルペン陣も相手打線の猛攻を防ぎとめることができなかった。4ゲーム差で追う首位・広島追撃を期す岡田彰布監督(66)だが、周到な配慮と戦略でチョイスしたはずの用兵策が不慮のアクシデントにより、この日は完全に裏目に…。開幕から続くチグハグとした〝インケツ状態〟は勝負の終盤戦になっても終わってくれる気配がない。

戦う前から分が悪すぎた。

本来ならこの日の先発マウンドに上がるはずだったのは、今季ここまで10試合に先発登板して6勝2敗、防御率1・73と抜群の安定感を披露してきた来日2年目助っ人のビーズリーだった。中10日と前回登板から間隔が空いていたこともあり、火曜のマウンドを主戦場としてきたエース格・才木の登板を動かしてまで、出番を整えた。

虎ベンチがDeNA3連戦の青写真として描いていた先発ローテは、ビーズリー(中10日)→村上(中10日)→才木(中8日)の順番。シーズンも既に120試合近くを消化。疲労が蓄積している先発陣に少しでも登板間隔を与え、リフレッシュさせるための意図が明白にあった。

だが、前日26日の午後になってから、ビーズリーの発熱が発覚したことで全ての歯車は狂ってしまう。村上、才木の2人は既にカード第2、3戦のための準備と調整をしているため、いまさら出番を動かすことができない。結局、苦肉の策として急きょ〝代役〟を託されることとなったのが、今季ここまで先発として結果を残せずに、ブルペンへの配置転換を余儀なくされていた左腕・伊藤将だった。

伊藤将は中継ぎとしても、計6イニングを投げ防御率7・50と依然低調のまま。この日は味方の拙守に泣かされる不幸もあったとはいえ、序盤での4失点はやはり重かった。24日の広島戦(マツダ)で救援登板したばかりとあり、3回限りで降板。ロング要員の少ない虎ブルペンは、負け戦であるにもかかわらず計5投手をマウンド上で消耗させることとなってしまった。

試合後の岡田監督は報道陣の取材を拒否し、球場を後にした。首位・広島は敗れたが、2位・巨人とのゲーム差も4まで広がった晩夏の虎。真綿で首を絞められるような展開で、リーグ覇権が遠ざかっていく。

気が付けば4位・三浦ベイとは2・5差。もはやCS進出すら危うくなってきた現実は、あまりにも直視しがたい。

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