【卓球】早田ひなとの〝抱擁〟も話題の申裕斌 広告オファー殺到…韓国で「孫興民超え」の人気

韓国で人気爆発中の申裕斌（ロイター）

パリ五輪卓球女子シングルス３位決定戦で、早田ひな（日本生命）と激戦の末、敗れた申裕斌（シン・ユビン＝韓国）の広告価値が同国サッカー界の大スター・孫興民（ソン・フンミン＝トットナム）を超えたと話題になっている。

韓国メディア「チャンネルＡ」は「孫にも勝った。申の全盛期」と題し、申に対し、企業のイメージキャラクターとしてのオファーが殺到していると報道。８月のスポーツ選手による広告キャラクター人気ランキングでも２位の孫を引き離し、圧倒的１位に輝いていると伝えた。

同メディアに対し、ホ・ジュヨン弁護士は「申選手は本当に良いイメージ。とても明るく、寄付もよくして、自分の仕事も頑張る、若くて新しい次世代スターのイメージ。申選手が広告界に抜てきされる品目を見ると、果物味の牛乳だとか、チキンだとかで、こういうものを買って食べると、まるで『私も申選手のようにすてきな人に成長するんじゃないか』というイメージを呼び起こす効果がある思います」と解説。

「今後も流れはしばらくは続き、申選手がトップの広告モデルとして位置づけられるのではないかと思います」と大ブームが起きていることを伝えた。

申は早田との試合後、悔しさを押さえて勝者を抱擁する姿も話題になった。大会を通じ、強烈なインパクトを残したようだ。