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【西武】ロッテに開幕15連敗で史上初「シーズン25連敗」も現実味 底なし沼からの脱出は不可能か

東スポWEB / 2024年8月28日 6時5分

西武・渡辺久信監督代行

西武は27日のロッテ戦(ZOZOマリン)に0―2と競り負け。同カードは開幕から未勝利のまま15連敗となり、プロ野球ワースト記録を更新した。

屈辱感だけが募る敗戦だった。打線はロッテ先発・小島の前に7回まで6安打3四死球と毎回走者を出し、うち4度が得点圏に走者を進めた得点機だった。しかし、肝心の決定打は出ず無得点。7回は先頭・外崎が中前打を放ち出塁するも続く古賀が初球を引っ掛け1―6―3の併殺に。最悪の結果にベンチで頭を垂れ、苦虫をかみつぶす渡辺久信監督代行(59)の姿が痛々しかった。

これで2022年から西武戦8連勝となったロッテ・小島は「状態は良くなかったんですけど、その中で(佐藤)都志也が引っ張って行ってくれて先制点も取ってくれた。その日の状態を見ていい球をチョイスしてくれた。悪い球も使いながらリードしてくれました」と殊勲打も放った女房役に感謝した。

一方、6回7安打2失点と試合を作りながら打線の援護に恵まれなかった高橋光成投手(27)は開幕から未勝利のまま10敗目。防御率は4・13となった。

登板後、高橋は「今日はいかに自分が試合に入り込めるかが重要だと思っていたので、1球1球集中して投げましたし、毎回ランナーは出してしまいました、最後まで集中力を切らさず投げることができました」と一定の満足度を語った。とはいえ、悪くてもチームを勝たせた小島と要所における投球の差は結果が全てを物語っていたと言えるだろう。

高橋はこれで開幕から10連敗となり、1960年に11連敗を記録した大津守(近鉄)以来、64年ぶりの屈辱的記録をマーク。同一球団との連敗というプロ野球ワースト記録を更新するチームも、これで貯金6となったロッテの他球団との連敗分を皮肉にも補てんする役割を担ってしまっており、史上初の屈辱となる「シーズン25連敗」もいよいよ現実味を帯びてきた格好だ。

ルーチンワークのようになった黒星をこの日も重ね、借金は42。底なし沼にハマり込み、脱出不可能なチーム状況に陥った今季の西武に打開策は今のところ何もない。

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