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大谷翔平とアーロン・ジャッジ〝どっちがすごいか?〟論争「50‐50」か「60発」か勝敗分けるのは…

東スポWEB / 2024年8月28日 11時19分

大谷翔平とジャッジ

ドジャースの大谷翔平投手(30)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が再び歴史的なシーズンを過ごす中、「大谷とジャッジのどっちがすごいか?」の論争が巻き起こっている。

MLBネットワークの番組「MLBナウ」では27日(日本時間28日)、MLBアナリストのスティーブ・フィリップス氏と「マッド・ドッグ」ことクリストファー・ルッソー氏が「大谷の『50―50』の可能性とジャッジの60本塁打の可能性、どちらの方が良いシーズンと言えるか?」をテーマに激論を交わした。

ルッソー氏は「私にとってはジャッジだと思う。彼の打率(3割3分3厘)は大谷(2割9分2厘)よりもいい上、(フレディ)フリーマンや(ムーキー)ベッツといった強力なラインアップなしにやっている」と指摘するとこう強調した。

「大谷は素晴らしい1年を過ごしているが、私はそこまで盗塁に夢中になっていない。ウィリー・メイズだって50盗塁したければ何万回とだってできたし、ジャッジは外野手も務めている。2人ともMVPになるだろうが、私はどちらかというとジャッジの方が良いシーズンを過ごしていると思う」

対するフィリップス氏は「『50―50』をやるのは誰も見たことがない」と反論した。

「60本塁打を超えるのは過去に5人も見たことがある。大谷がやっていること(50―50)を我々は見たことがない。それを考えると、私は大谷の方がユニークであり、スペシャルであり、生産的であると捉える。あなたは50盗塁を見過ごしたが、単打が二塁打に、二塁打が三塁打したのと同じになり、それはチームへの貢献度という意味では過小評価すべきではないと思う。盗塁数が12~13本塁打の差を上回る可能性だってあるかもしれない」と大谷に軍配を上げた。

論争の中で2人が一致したのは、大谷とジャッジともにポストシーズンでの活躍次第というもの。ワールドシリーズの優勝リングを手に入れた方が“勝者”ということだ。

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