ＳＭＩＬＥ―ＵＰ．が〝取材ＮＧリスト〟作成のＦＴＩから謝罪 業務委託料はナシに

昨年１０月に行われたＳＭＩＬＥ－ＵＰ．の記者会見

ＳＭＩＬＥ―ＵＰ．の公式サイトが２８日までに更新され、昨年１０月に行った記者会見の運営を委託した会社から謝罪を受けたことなどを報告した。

故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、ＳＭＩＬＥ社は昨年１０月に記者会見を行った。その際、特定の記者を指名しないようにするＮＧリストが作成されていた。

公式サイトでは、会見を運営した「ＦＴＩコンサルティング」の米国本社が行った調査を発表。８月９日付で調査結果を受け取ったという。

サイトには初めに「弊社としては、調査結果がとりまとめられたＦＴＩの調査報告書の全文を開示することを検討いたしましたが、ＦＴＩ米国本社から非開示を前提に調査を行っており、調査対象者個人の保護の観点から調査報告書の全文は開示できないとの意向を受けました」と記載。

ＮＧリスト作成の経緯の欄には「昨年１０月５日にＦＴＩが発表しているとおり、本件リストは、限られた会場使用時間の中で会見の円滑な運営準備のためにＦＴＩが作成し、運営スタッフ間で共有したもので、ジャニーズ事務所及び西村あさひ法律事務所・外国法共同事業は、作成や運営スタッフへの共有を含め一切関与していない」とされている。

また、ＦＴＩについては「その責任を認めて弊社に対して謝罪した上で、業務委託料の支払いを受ける権利を放棄すると申し出ております」と伝えている。