1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

〝鬼門〟最終予選初戦で不気味な中国代表を前園真聖氏が警戒「見えないぶん怖さある」

東スポWEB / 2024年8月29日 5時4分

格下ながら不気味な中国代表(ロイター)

森保ジャパンは〝鬼門〟を克服できるのか。日本代表は2026年北中米W杯へ向けて、いよいよ9月からアジア最終予選に臨む。5日の初戦(埼玉)で激突する中国は国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで87位。日本は18位だけに格下とも言えるが、強力な帰化選手を擁するなど不気味な相手だ。しかも、日本はホームでの初戦で2連敗中と〝鬼門〟。元日本代表MF前園真聖氏(50=本紙評論家)も警戒感を強めている。

8大会連続8度目のW杯出場を目指す森保ジャパン。出場権獲得へ初戦は大きなカギとなる。

W杯最終予選の初戦は、前回カタール大会のオマーン戦(パナスタ)が0―1、前々回ロシア大会のアラブ首長国連邦(UAE)戦が1―2(埼玉)と連敗中で、日本にとって苦手の舞台だ。前園氏は「これまで最終予選の1戦目は足をすくわれることが多く、前回もその前もそうでした。そういう意味で最初の入りが大事になります。内容より、とにかく勝ち点3を取ることが重要になるでしょう」と指摘する。

森保一監督(56)は、最終予選の初戦の難しさについて「前回の戦いで1戦目を負けた時には、みんなが普通の状態でプレーできると思って集まってきて、パフォーマンスがそこに追いついていなかった。(欧州のシーズンが)開幕してみんなヘロヘロになって長距離移動して、時差ボケも取れていない、体もフィットしていない」と語っており、欧州組が多い日本特有の難しさがある。今回も条件は同じだけに対策が求められる。

相手の中国も不気味だ。前園氏は「あまり(状況が)見えないぶん怖さはあると思います。他の国と比べて、中国は分からない部分が多いです。情報もなく、帰化選手がどうなのかも分からないですし」と警戒する。

今回の中国代表メンバーには、FWアランやDFティアス・ブラウニングらおなじみの選手も入っているが、ブラジル出身で強烈な突破力を誇るFWフェルナンジーニョはまだ代表歴が浅く、日本と未対戦だけに要警戒だ。

また中国出身の面々も、スペイン1部エスパニョールで活躍したエースFW武磊を始め、オランダ1部フィテッセなどでプレーしたFW張玉寧、ベルギー1部の名門クラブ・ブリュージュに在籍したMF王上源、名門レアル・マドリードの下部組織に在籍したFW林良銘など、欧州で経験を積んだ選手も増えており、侮れない。

クロアチアの名将ブランコ・イバンコビッチ監督の手腕も要注意。中国代表は24日に集合して、約2週間にわたる長期合宿をスタートさせており、森保ジャパンの対策も徹底的に進めている。まずは鬼門を突破して、最終予選の戦いに勢いをつけたいところだが…。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください