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【ロッテ】佐々木朗希に〝真逆の退団報道〟 臆測呼ぶ背景に「秘密主義」

東スポWEB / 2024年8月29日 5時4分

佐々木朗希をめぐる情報は二転三転している…

令和の怪物にまたまた〝怪情報〟だ。ロッテ・佐々木朗希投手(22)は将来的なMLB挑戦を思い描くが、海の向こうでは早くも情報が二転三転している。今オフの移籍を見送るとの衝撃ニュースが駆け巡ったかと思えば、27日(日本時間28日)には今季限りでロッテからの「退団」を希望していると報じられた。本人のあずかり知らぬところで話がどんどん進む背景には、佐々木自身の性格が影響しているとの見方も浮上している。

やはり即メジャーなのか…。米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はこの日「MLBフリーエージェントプレビュー」と題した今オフのFA戦線の特集記事を掲載。ヤンキースのソトやオリオールズのバーンズら大物選手に続き「最大の好奇心・佐々木朗希」と怪物右腕を取り上げた。

「ここではESPNが国内外の情報筋から得た佐々木選手の立場についてお伝えする」とし、佐々木は昨オフにポスティングシステムによるメジャー移籍を希望したが、〝25歳ルール〟に該当するためロッテ側に拒否されたと指摘。「佐々木とマリーンズの関係は悪化し、彼は再び退団を望んでいる。マリーンズはシーズン終了後に佐々木をポスティングシステムに入れるかどうかを決める予定だ」と伝えた。

もっとも「佐々木がポスティングされるかどうかは誰にも分からない」とし「決定は日本プロ野球シーズン終了後の11月中旬ごろに下されるはずだ」と結んでいるが、先日は正反対の報道が駆け巡ったばかりだ。

18日(同19日)には米紙「USA TODAY」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が「複数の幹部」の話として自身のXに「この冬に赴任するのではなく、もう1シーズン日本に滞在する可能性がある」と投稿している。

シーズンも佳境に入り、米国の有力メディアもいよいよ熱を帯びてきた格好だが、こうも〝好き放題〟に報じられるのは注目株というだけではないようだ。佐々木の出身地である岩手のアマチュア関係者はこう打ち明けた。

「本人が口下手で秘密主義だからね。それがかえって誤解を招く原因になっている。当然、本人にも言い分があって、なぜ2か月間も一軍を離れなければいけなかったのかの理由があるはず。それを堂々と自分の言葉で発信できたら、ここまでバッシングされることもなかったでしょう」

今季の佐々木はすでに出場選手登録を2度抹消された。その中でも6月中旬に発症した「右上肢のコンディショニング不良」では、復帰までに約2か月を要した。ただ、その間の動向も含めて〝ナゾ〟が多かった感も否めないという。

さらに、前出の関係者は「今はダルビッシュや大谷らが選手個人のSNSを使って自分の考えをリアルタイムで発信していく時代。そういうところでもっと自分の考えや意見を、うまく伝えていけたら状況は変わっていくのだろうけど」と「モノ言わぬ怪物」を案じている。

振り返れば、2019年のドラフト会議で1位でロッテが交渉権を獲得した後、当時の井口監督が佐々木本人に指名あいさつをするまでに2週間近くのタイムラグもあった。その間に多くの大人たちが周囲を固め、ロッテ首脳陣もうかつにモノを言えない状況になったとも伝えられている。

佐々木本人は今年1月下旬までズレ込んだ契約更改後の会見で「将来的にメジャーリーグでプレーしたい思いはある」と口にして以降、去就について口外したことはない。果たして怪物の胸中は――。

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