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【日本ハム】新庄監督の〝選手プロデュース〟がチーム鼓舞 斉藤友貴哉の「独り舞台」も即ネタに

東スポWEB / 2024年8月29日 6時13分

日本ハム・新庄剛志監督

パ2位の日本ハムが28日の楽天戦(エスコン)に5―9で力負け。CS出場権を争う3位・ロッテとは2・5ゲーム差に迫られたが、新庄剛志監督(52)の〝選手プロデュース力〟は今後の武器になりそうだ。

好例が助っ人のフランミル・レイエス外野手(29)と斉藤友貴哉投手(29)の取り上げ方だろう。レイエスはこの日もソロ2発を含む4打数3安打2打点で20試合連続安打と打棒爆発中。指揮官はその大砲があたかも投手として先発登板するかのような内容を自身のインスタグラムに投稿し、ファンの視線をくぎ付けにさせたことは記憶に新しい。さらに、27日の同戦で「独り舞台」を演じた6年目右腕も即座に〝ネタ〟に変えた。

斉藤は延長11回から登板し、2安打と自らの失策で無死満塁のピンチを招いたが、後続を抑えて無失点。まるで火消しに成功したかのように両腕を高々と掲げるガッツポーズを見せたため、首脳陣やナインから「お前がバンザイちゃうやろ!」ともっともな総ツッコミを受けた。

本来なら「自作自演」などと責められても不思議ではないが、新庄監督は「ベンチ、大爆笑。吉本だったら全員ずっこけてましたよね」と笑いに変えた。そればかりか、この日はインスタに喜ぶ斉藤の映像とともに「明日から登録名をさいこうゆきやに変更させてもらいます」とユーモアを交えて奮起を促した。

何度も同僚たちから〝愛あるイジリ〟を受ける斉藤本人も思いをこう明かした。

「(ガッツポーズは)目の前のことに集中していたので自然とああなってしまいました。でも、監督に『さいこうゆきや』と取り上げていただいたおかげで周囲からの反響も結構ありましたので。なぜかみんな盛り上がってくれてますし。ここから自分も乗っていきたいですね」

自身の知名度を利用しながら選手やチームにスポットライトを当てる新庄流プロデュース。ナインの心にも確実に響いているだけに、シーズン最終盤になってもモチベーションが下がることはなさそうだ。

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