田原総一朗氏が明言「できれば近く、二階さんと中国行って習近平に会おうと思ってんの」

田原総一朗氏

ジャーナリストの田原総一朗氏が２９日、ニッポン放送のラジオ番組「飯田浩司のＯＫ！ Ｃｏｚｙ ｕｐ！」に評論家の宮崎哲弥氏とともにゲスト出演した。

同番組では、超党派の日中友好議員連盟の二階俊博会長（自民党元幹事長）が２８日に中国・北京で王毅外相と会談したというニュースを取り上げた。

これに対し宮崎氏は「二階さんはずっとそういう役割をされてきた人だから」と指摘。「それはそれでいいじゃないかと思います」と話した。

続いてＭＣの飯田浩司アナから「中国との向き合い方、次の政権も課題になると思うんですけど」と振られた田原氏は「こういうこと言うと怒られんだけど、できれば近く、二階さんと中国行って習近平に会おうと思ってんの」と明かした。

さらに田原氏が「一番の目標は、習近平に『絶対に台湾に武力行使するな』（と言う）」と話すと、宮崎氏は「それはとても重要です」。田原氏は「多分ＯＫすると思う」と自信を見せた。

飯田アナから「中国はあれ、そうは動けないんですか？ 台湾に対してっていうのは」と聞かれると、田原氏は「だって習近平はプーチンの失敗、よく分かってるから。ウクライナにやって。だから（『台湾に武力行使するな』と）言えばＯＫになると思う。それより習近平が一番やりたいのはアメリカとの関係をよくしたい」と指摘。中国は米国との関係を「何とかしてほしい。これ、やるのが日本の役割だと思ってる」と話した。