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大谷翔平が42号弾+2盗塁 史上2人目の42―42達成で「MVPコール」も

東スポWEB / 2024年8月29日 14時49分

大活躍の大谷(ロイター)

ドジャースの大谷翔平投手(30)は28日(日本時間29日)に本拠地ロサンゼルスでのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に3試合ぶりの一発となる42号ソロを放ち、4打数2安打1打点、2盗3得点だった。打率2割9分5厘。今季の本塁打、盗塁がともに42となり、史上2人目の「42―42」を達成した。チームは6―4で勝った。

相手先発は2021年のナ・リーグのサイ・ヤング賞右腕のバーンズ。レギュラーシーズンでは3打数1安打、7月のオールスター戦では初回に対戦して四球だった。初回先頭、カウント1―2からの5球目、外角の87・4マイル(約140・6キロ)のスライダーをバットで拾うようにフルスイング。角度33度、打球速度102・2マイル(約164・5キロ)で高々と舞い上がると、右中間席に吸い込まれた。先制の42号は今季4本目、通算10発目の先頭打者弾で、飛距離391フィート(約119・2メートル)。ナ・リーグの本塁打王争いで2位のオズナ(ブレーブス)に5本差とした。

2打席目は足で魅せた。1―3の3回一死一塁はカウント2―2からの5球目、外角低めの89・2マイル(約143・5キロ)のチェンジアップを強打。痛烈なライナーで右前に運んだ。続くベッツの中前適時打で二塁に進むと、3番ラックスの2球目にベッツとダブルスチールに成功。41盗塁目だ。4番T・ヘルナンデスが左翼へ28号3ランを放ち、逆転した。

5―4の無死一塁はカウント2―2からの5球目、内角低めの93・7マイル(約150・8キロ)のカットボールを捉えた。しかし、108マイル(約173・8キロ)の弾丸ライナーは一塁手のミットを弾くも、一走が二塁で封殺された。続く、ベッツの初球に二盗を決め、捕手の悪送球で三塁へ進んだ。これで42盗塁とし、1998年のアレックス・ロドリゲス(42本塁打―46盗塁)以来、史上2人目の「42―42」を達成した。3番ラックスの遊ゴロ失策で生還し、今季の104得点目で、2021年の103得点を上回り、自己最多とした。

6―4の7回二死無走者は大「MVPコール」の中、3番手の左腕ソトと対戦。カウント1―2からの5球目、外角の96・2マイル(約154・8キロ)のシンカーに手が出ず、見逃し三振に倒れた。

首振り人形を求めるファンの大行列、前代未聞の愛犬デコピンの始球式と試合前から主役だった大谷は42号を含む2安打、2盗塁、3得点で勝利に貢献した。残り29試合、史上初の「50―50」達成にギアを上げていく。

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