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共産・田村智子氏 代表選出馬の野田元総理「一緒に政権担えない」発言に「公党間の合意」と主張

東スポWEB / 2024年8月29日 19時49分

田村智子氏(左)と野田佳彦氏

日本共産党の田村智子委員長は29日に国会内で開いた会見で、立憲民主党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補を表明した野田佳彦元首相の発言に言及した。

野田氏の同代表選への出馬表明は枝野幸男前代表に続いて2人目。永田町関係者によると、野田氏は地元・千葉県習志野市で報道陣の取材に対して次期衆院選に向けて自民党を過半数割れに追い込むと強調。共産党との関係には「同じ政権と一緒に担えるかというと、それはできないと思う」と話し、連立政権を組む可能性を否定した。

自民党政権の打倒へ野党連携の必要性に強い意欲を示す田村氏は、野田氏の発言に「私は立憲代表選に私はコメントしないと述べてきました」と前置きをした上でこう主張した。

「(立憲の)泉代表と私は、総選挙に向けて自民党を倒すための連携と力合わせが重要だと合意しています。これは公党間の合意ですから、私はこの立場で立憲代表選は注視はしていますけども、公党間の合意だということで(代表選の)結果に関わらず、合意として尊重されるべきだと考えています」

野田氏と共産党の意見がわかれるのが消費税をめぐる対応だ。野田氏は首相在任時に政権公約になかった消費税増税に道筋をつけ、旧民主党の分裂を招いたこともあり、立憲内でもアレルギーが残っている。野田氏は今後の消費税対応について「将来的にベーシックサービスを実現していく財源には、消費税がきちんと位置づけられるべきだ。この時期に安易に減税するのではなく、現状を維持するのが基本だと思っている」と説明している。

これに田村氏は野田氏の消費税減税への姿勢について「立憲の中で議論されるべきことだと思います。私たちは消費税に対しては一貫して、これだけの物価高騰の時に国民の中で求められる消費税の減税を掲げて総選挙に臨んでいきたいと考えています」とした。

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