菊池雄星 アストロズ移籍後の好投を米メディアが高評価「上向きになっている」

メディアの評価がうなぎ上りの菊池雄星（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

米スポーツサイトのアスレチックは２９日（日本時間３０日）に「シーズン最終月に向けた先発投手ランキング」を発表し、アストロズの菊池雄星投手（３３）を２０位とした。前回の２３位からランクアップだ。

菊池は７月２９日（同３０日）にブルージェイズから移籍。移籍後に登板した５試合は２勝無敗（チームは５勝）、防御率２・８９、２８回で３５三振、１０四球と好投を続け、前回登板の２５日（同２６日）のオリオールズ戦ではメジャー移籍後自己最速の９８・８マイル（約１５９キロ）を記録した。

一方、米ＣＢＳスポーツ（電子版）は「今オフＦＡになるトップ２０ランキング」を発表し、２０位に選んだ。

「菊池は長い間、結果よりも才能に恵まれた謎の投手だった。アストロズに移籍してからの微調整、『カーブを捨ててスライダーとチェンジアップを増やすこと』により、彼の特徴は上向きになっている。この状態が続くかどうか見守ることにしよう」と解説した。