シーズン中なのに…ドジャース・ロバーツ監督の後任候補を現地メディアが報道
東スポWEB / 2024年8月30日 16時14分
ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でのオリオールズ戦に6―3で快勝。80勝(54敗)に到達し、ナ・リーグ西地区の首位を堅持するとともに2位のダイヤモンドバックスを4ゲーム差に突き放した。
残り28試合となり、地区優勝にまた一歩近づいたが、シーズンの大詰めが近づくにつれて米メディアが取り上げ始めているのがデーブ・ロバーツ監督(52)の去就だ。2016年から名門球団を率い、今季で9年目となるが、2020年以来のワールドシリーズ制覇を成し遂げられなければ「解任」の可能性もあるとすでに報じられている。
そしてこの日、米メディア「スポーティングニュース」は「ドジャース 今冬にナ・リーグの敵から新監督を迎える可能性」とさらに踏み込んだ後任人事に言及。そこでは「ロバーツ監督を解雇した場合、今季限りでマイアミ・マーリンズとの契約が切れる2023年のナ・リーグ最優秀監督とすぐに接触するだろう」とスキップ・シューメーカー監督(44)の名前を挙げた。
それを裏づけるものとして「ブリーチャー・リポート」の記者、ブランドン・スコット氏による「シューメーカーは2025年シーズンまでのチームオプションを持っていたが、昨年冬に契約解除の交渉をし、今季限りでフリーエージェントとなる」との〝証言〟を紹介。さらに「マーリンズが彼にオファーすれば、彼もまだ興味を持っているだろう。しかし、今オフに予想される監督のポストに空きが多く、23年にナ・リーグ年間最優秀監督賞を受賞したシューメーカーの幅広い人気を考慮すれば、彼はより良い機会を得るための最有力候補となるはずだ」「シューメーカーはおそらくMLB全体の動向を注視し、自分の電話が鳴り始めるまでの日を指折り数えていることだろう」とも語っている。
現役時代のシューメーカー監督はトレードで加入したドジャースでも13年に1年間プレー。マーリンズの監督に就任した昨季は、1年目からポストシーズンに進出させた手腕が高く評価された。今季は同リーグ東地区で借金36を抱え、単独最下位に沈んでいるが…。
シーズンの佳境でこうした話題で盛り上がるのも米国ならでは。同メディアは「確かにシューメーカーは、メジャーリーグで最も歴史ある球団で指揮を執るチャンスに飛びつきそうだ」と結んだが、果たして――。
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