兵庫・斎藤元彦知事への尋問「維新に厳しい言動がないのが不思議な点」 元ＴＢＳ記者が指摘

辞任を拒否している斎藤元彦知事

元ＴＢＳ記者でジャーナリストの武田一顕氏が３０日、ＭＢＳテレビ「よんチャンＴＶ」に出演。〝パワハラ疑惑〟についてこの日に百条委員会で証人尋問を受けた斎藤元彦兵庫県知事についてコメントした。

斎藤氏は〝パワハラ疑惑〟について「不快に思った人がいれば、心からおわびしたい」としつつも「仕事は厳しくというのが私のスタイルだ」と説明。パワハラかどうかは百条委が判断することだとし、自ら認める発言はなかった。

武田氏は「斎藤さんの疑惑というのは突き詰めると３つなんですよね。『怒鳴る』『すねる』『ねだる』、この３つなわけですよ。今日の百条委員会は『怒鳴る』と『すねる』についてどうなのかという尋問をしてる」と分析。

その上で「で、この先どうなるかというのが永田町などでは注目になってる」と指摘し「大きな疑問点、不思議な点というのは、なんだかよく分からないんだけれども、維新が斎藤さんに対してあんまり厳しく『辞めろ』といった突き放した言動がないというところ」と説明した。

続いて「大阪府の吉村知事が『今日の尋問を見て判断したい』というふうに言いましたから、もちろん斎藤さんの尋問自体が非常に大きな注目なんですけども、終わった後で吉村さんが何を言うかというのも一つの大きな注目点になってます」と解説した。