【徳山ボート】渡辺和将 優出０の鬼門克服へ好感触「しっかり回れていたし、余裕があった」

近況も悪くない渡辺和将

台風１０号接近による荒天のため初日（３０日）が中止となたボートレース徳山の「デイリースポーツ杯争奪戦」が３１日に開幕する。

渡辺和将（３４＝岡山）は１月浜名湖ＧⅠ７０周年で優出着など、記念級の地力の持ち主。「引いたエンジンなりです」と近況の調子もまずまず。一方で、地は地元・児島と同じ中国地区ながら全国２４場で唯一、優出がない。「徳山自体、相性が良くなくて〝日本一〟調整が合わないんですよ…」と嘆くほどだ。

今節、コンビを組む５５号機は前回の中沢宏奈が優出４着した好調機。強風下で行われたスタート特訓は「まずまず良かった。この追い風の中でも１Ｍしっかり回れていたし、伸びも悪くない。班では余裕があった。前操者を信じてそのまま行く」と気配良好だ。

特訓後は入念に本体の点検を行い、当地初優出への態勢を整えていた。