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関学大アメフト部員の〝大麻疑惑〟で協会側と見解相違 当該部員はハラスメント的被害訴え

東スポWEB / 2024年8月30日 20時29分

関西学院大学のキャンパス

関西学院大アメリカンフットボール部は30日、日本協会が部員1名を大麻物質の所持・使用により日本代表の資格を無期限停止したことを受けて、大村和輝監督らが大阪市内で会見を開いた。

この日、同協会はU―20世界選手権が行われたカナダ遠征(6~7月)中に、同大学に所属する部員5名に重大な規律違反があったと発表。そのうち1人は大麻含有製品の蓋然性がある物質を所持・使用したという。

帰国翌日の先月3日に、匿名で大学側に大麻を使用した情報が提供された。大学側は調査を実施。関学大は同5日に、5名に尿検査を実施したが全員陰性だった。

ただ、部と同様に日本代表は禁煙がルールとなっているが、選手A、B、Cが電子たばこの一種を現地で購入しB、Cは使用していたことが判明。Bは大麻使用を疑ったほかの選手が、代表監督に伝えようとしていたのを止めるように発言した。また、ほかの選手が電子たばこなどを撮影した写真・動画を消すように依頼していた。

その後、日本協会にも大麻使用の情報提供があった。協会側は5人に対し毛髪検査を要請したが、A、Bは期限となっていた今月10日までに応じず。13日に大学側が、2人に部での無期限活動停止の処分を伝えた。翌日にBは受検を承諾し、結果は陰性だった。

関学大はAが毛髪検査を承諾しなかった理由について、本人へのヒアリングから「日本代表の選手やその保護者から、本人ら5人が、ほぼ大麻を吸っていると決めつけるような言動があった」「大会遠征中、ほかの選手に本人の部屋に大麻があるという証拠もないうわさを立てられ、無断で部屋の中に入って来られ、自分の荷物の中身を無断で調べられた」「日本協会による関学大の代表選手以外の部員に対するヒアリングで、全く関係のない彼らに対し威圧的な態度で面接が行われた」と説明。大学はAに対して、無期限活動停止の処分を継続している。

大学側は14日に、合宿に参加した学生168人のうち、体調不良の女子部員2人を除く166人に尿検査を実施。全員が陰性だった。部全体の活動は続けており、来月2日に開幕する関西学生連盟の秋季リーグには出場する。

アメフト部員の大麻所持・使用を巡って、協会側と食い違いが生じている状況だ。

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