「岡本綾子かＪＢエンジェルスか」クラッシュ・ギャルズ、極悪同盟より米国で有名だった伝説タッグ

「ＷＷＦのタッグチャンピオンになってＣＭにも出たり、本当のスターになった。あの子らが試合してるのを、男子のレスラーも全員見てたっていうんだよね。技が新鮮だから盗もうと思って。（それぐらい）うまかった。岡本綾子に次ぐ日本人として名前を知られた存在だった。岡本綾子かＪＢエンジェルスか（笑い）。全米を席巻したんですよ」と絶賛する。

女子ゴルフの岡本綾子は日本の女子選手として初めて本格的にアメリカＬＰＧＡツアーに参戦し、８７年にはアメリカ人以外で史上初のＬＰＧＡツアー賞金女王になり、年間最優秀選手（プレーヤー・オブ・ザ・イヤー）も獲得した。

「ブルちゃんが表彰されてるけど、もう２、３年（ＷＷＦで）やってりゃ表彰されてます。『日本が大変だから戻って来い』って邪魔されて戻された。全女なんか放っておいて向こうでやりゃ良かったんだけど、まだ子供だったからできなかった。あの２人は向こうにいたら伝説の人になっていた」と明かし、「山崎を尊敬してたのが豊田真奈美。豊田の〝５０人掛け〟引退マッチの時（２０１７年１１月３日、横浜・大さん橋ホール）、山崎、ちゃんと来てたでしょ（相手として登場）。師匠なんですよ。豊田の背面のドロップキックは山崎の伝統を守ってる」（宮本氏）

そして「歴史に残るチームですよ」と断言。

海外サイトでは来年「女子レスリング殿堂」（※ＷＷＥとは別）にＪＢエンジェルスが予定されていると記載されているが、果たして…。

ＪＢエンジェルスは全米を沸かせるアスカ、イヨ・スカイ、カイリ・セインら日本人女子プロレスラーの先がけだった（敬称略）。