大谷翔平が４４号先頭打者弾 ベッツ、フリーマンも続いて衝撃の〝ＭＶＰトリオ〟豪華３連発!

初回に４４号本塁打を放った大谷翔平（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ドジャースの〝ＭＶＰトリオ〟が３者連続本塁打の離れワザをやってのけた。打った瞬間〝確信歩き〟すらしないド派手な一撃だった。８月３１日（日本時間９月１日）の敵地ダイヤモンドバックス戦（チェイスフィールド）の初回、先頭打者の大谷翔平（３０）がブーイングの中で登場すると、先発ケリーの８球目のカーブをすくいあげ、打球はぐんぐん伸びてセンターバックスクリーンに吸い込まれた。

打球速度１７５・２キロ、飛距離１２８メートルの特大アーチは前夜の最終打席から２打席連続となる４４号先制弾。敵地が悲鳴とどよめきに包まれる中、続く２番・ベッツも２球目を叩き、左翼席に飛距離１２１・９メートルの１４号ソロを叩き込んだ。衝撃シーンはまだ終わらない。ケガから復帰２戦目の３番・フリーマンが今後は初球を右中間に運んで２試合連続の１９号ソロ。飛距離１３３・１メートルの特大弾だった。

試合開始から〝ＭＶＰトリオ〟による３者連続本塁打はドジャース史上初の快挙。大谷は２回の第２打席で無死満塁のチャンスに中犠飛で９８打点目を叩き出し、この時点でブレーブス・オズナとトップで並んだ。「５０―５０」を目指す大谷をはじめ、ドジャース打線の破壊力は失速知らずだ。