でか美ちゃん 河野太郎氏〝ブロック〟の疑問を本人に直撃「誹謗中傷と批判の差って難しい」

でか美ちゃん

タレントのでか美ちゃんが１日、ＡＢＥＭＡ ＴＶ「ＡＢＥＭＡ的ニュースショー」に出演。自民党総裁選への出馬を表明した河野太郎デジタル相に同氏が〝多発〟している「Ｘ」（旧ツイッター）のブロック機能について直接疑問を投げかけた。

この日、ゲスト出演した河野氏は、ブロックを多発する意図について質問され「結構今、一般の方もＸでワーッと誹謗されて『怖い』みたいなことになるんですけど、一番手っ取り早いのは、そういう誹謗中傷する人はブロックして見なければいいわけで、ブロックはダメだと言うと一般の人もブロックしちゃいけないみたいに思われるのが、私はすごく問題だと思っていて。ネットの誹謗中傷というのは世の中的にもっとしっかり対応する必要がある」と返答した。

これを受け、でか美ちゃんは「河野さんのような、政治家の方で〝国民の声を聞く場にもしていますよ〟という形で、プライベートなアカウントじゃないわけじゃないですか。となった場合は、誹謗中傷は私もブロックしていいと思うんですけど、誹謗中傷と批判の差ってすごく難しいというか。明らかな人格否定はブロックでいいと思うんですけど、なんか言葉が悪い中に、政策に対する批判とかが入ってる場合は、そこの線引きがどうなってるか？は気になってました」と素直な意見を口にした。

河野氏はＸおよび、公式ＨＰのメールフォームなどで反対意見は吸い上げているとした上で、「ただ、『批判をブロックしてるじゃないか』と言ってる人の多くは、誹謗中傷してる人と同じ人なんですよ。だからそれは違うだろと」と説明。

さらに「一番ひどいと思ってるのは、例えば大学の教授とか教育者がネットでメチャクチャやるわけですよ。これはその教授を雇ってる大学の側が放置しといて本当にいいの？という思いはある。見ていただくと、大学名と実名を堂々と名乗って罵声を浴びせてる教育者が結構いて、これは社会的に問題視した方が。要するに先生がやってるから学生もやっていいの？ということじゃないと思う」と私見を述べた。