1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【丸亀ボートSG・メモリアル】馬場貴也 史上4人目メモリアル連覇「びっくりです!ホントに!」

東スポWEB / 2024年9月2日 1時0分

プレゼンターの山之内すず(右)に祝福された馬場貴也

ボートレースまるがめのSG「第70回ボートレースメモリアル」(優勝賞金4200万円)は1日、ベスト6による優勝戦が行われた。気温29度、追い風2メートル、波高2センチと懸念された水面は絶好のコンディション。枠なり3対3から内4艇がゼロ台のSで踏み込む緊迫の1Mは、3コース発進の馬場貴也(40=滋賀)がカド石野貴之の仕掛けを止めながらイン平本真之の内へまくり差しを叩き込み、2M先取りから独走でV。SG5回目の優勝を史上4人目のメモリアル連覇で飾った。

迷走台風10号に影響されたわけではないだろうが、今節のシリーズリーダーも迷走した。2日目に首位に立ったのが低調機を一変させた峰竜太なら、3日目の得点トップは「メモリアル」と「ダービー」を勝てばSGグランドスラムとなる石野。そして4日目を終えて予選トップ通過を果たしたのは、5走をオール3連対にまとめた平本だ。ここまで来たらSG3Vの実力者・平本がVへの流れに乗ったと思われたが、最後に笑ったのは16位でぎりぎり予選を通過した昨年の覇者・馬場だった。

「びっくりです! ホントに!」

ウイニングランを終えてピットに帰ってきた馬場は宝くじにでも当たったような表情だ。準優後に「(優勝の確率は)1%が10%になった程度」と、ほぼ完璧に仕上げてきた5人の機力と自らの機力を比較して劣等感を隠せなかったが、レース展開の読みと判断は的確だった。

「片岡君は地元だし、差し一本に絞っているだろうと…。4コースは石野さんなので(まくられないよう)ストレートを意識して調整して、1Mで(まくられず)耐えられたんでツイていました」と、伝家の宝刀まくり差しを炸裂させた。

過去に何度も〝見劣る機力を剛腕でカバーして勝つ〟馬場の姿を見ているのに、改めてターンの切れ味の鋭さに開いた口がふさがらない。新エンジンの調整には「苦戦している」と課題を残しており、まるがめは旧エンジンだったことが幸いしたというが「今日だけ喜んで明日からは切り替えて」向かう先は「グランプリ」。精進を続ける馬場は活路を開けるか――。年末まで航跡に注目しよう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください