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【日本代表】伊東純也の復帰でスポンサーが〝雑音〟警戒「サッカーと関係ない報道が出ないか」

東スポWEB / 2024年9月2日 5時9分

伊東純也

森保ジャパンは落ち着いて活動ができるのか…。日本代表は北中米W杯アジア最終予選の中国戦(5日、埼玉)に向けて2日から合宿を開始。性加害疑惑が不起訴となったMF伊東純也(31=スタッド・ランス)が約7か月ぶりの代表復帰で注目を集める中、スポンサーも今回の活動を注視している。

伊東は代表の一員として出場していたアジアカップ期間中の1月末に「デイリー新潮」に性加害疑惑が報じられた。女性2人に刑事告訴されたが、伊東側も女性の訴えは事実に反しているとして逆告訴。そして先月9日、大阪地検が伊東と女性2人の双方を嫌疑不十分で不起訴とした。

伊東は報道後にアジアカップから途中離脱し、以降は日本代表に招集されていなかったが、最終予選が始まるタイミングでついに復帰が実現。森保一監督は「彼が落ち着いて日本代表の選手として向き合ってプレーでき、チーム全体として落ち着いて活動できるか、これまでは疑問があった」とした上で、今回は「落ちついて活動できると判断した」と招集の理由を説明した。

一方で、伊東サイドは女性側に対する損害賠償請求を申し立て受理されており、今後は民事訴訟が続く。山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)は、伊東の嫌疑不十分による不起訴について「民事闘争中と聞いているので、詳細に関してはわれわれからのお答えを控えさせていただきたい」と語っている。

こうした状況に、代表のスポンサー企業も神経をとがらせているようだ。大手広告代理店関係者は「伊東選手が復帰したことで良くも悪くも注目が集まるだろうし、スポンサーサイドとしては、特に週刊誌などでサッカーとは関係ない報道が出ないか非常にナーバスになっている」と指摘する。

伊東の復帰を契機にして、今回の騒動の経緯などを蒸し返したり、伊東に限らず選手たちのピッチ外でのプライベート面が週刊誌の〝ターゲット〟になる可能性がある。そうなれば日本代表のブランド価値に影響が出る懸念もあり、スポンサー企業はサッカー外の報道に警戒感を強めているのだ。

山本NDは「日本代表としてふさわしい行動、模範となるような態度はさらに強く、すべての選手に求めていきたい」とクギを刺しているが、今回は厳戒態勢での活動となりそうだ。

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