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【ソフトバンク】小久保監督の〝ツンデレ作戦〟が効力発揮か 前日苦言の正木智也が3安打3打点

東スポWEB / 2024年9月2日 6時5分

7回、2ランを放ったソフトバンク・正木智也

ソフトバンクは1日のロッテ戦(ZOZOマリン)に10―2で完勝し、優勝マジックを「15」とした。

この日は打線が15安打と爆発し、近藤が連日の一発を含む3安打4打点を放てば周東も4安打をマーク。そんな中で小久保監督の〝ツンデレ術〟にハマったのが、プロ3年目の正木智也外野手(24)だ。正木は昨年15試合の出場に終わったが、今季は6月に一軍昇格を果たすと持ち前の打撃をアピール。7月中旬からは「6番・右翼」の座を確保し、ここまで56試合の出場で打率2割9分5厘、5本塁打、24打点の成績を残している。

チームにとって期待の若手だが、小久保監督は正木をあまり手放しで褒めることはない。前日8月31日の試合後もそうだった。正木の後続の打者が決勝打を放ったことについて聞かれた際も「その前の正木がちゃんと打てという話なんで。プレッシャーを自分で抱え過ぎているのは感じますね」と自ら言及し、若武者に課題を課していた。

こうした〝ツン発言〟に正木は奮起。この日は5号2ランを含む3安打3打点の活躍を見せた。本人によれば試合前など指揮官と直接会話することはなかったというが、SNSで指揮官のコメントを目にしたといい「昨日怒られちゃったので。今日スタメンで使ってくれたのもあって、絶対に結果を残してやろうと思った」と明かした。

この日の試合後、小久保監督は前日の発言について「そうそう、言うたったんすよ」とご満悦な様子。「欲を出して、今柳田がいない中で来年に向けても大チャンスなわけなんでね。現状で満足することなくどんどんやってほしいです」と笑顔で〝デレ〟を見せた。

優勝に向けてVロードを走るホークス。こうした小久保監督の「ツンデレ作戦」も強さの要因かもしれない。

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