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ジョージ・クルーニーが最新作「ウルフズ」の出演料51億円報道を完全否定

東スポWEB / 2024年9月2日 15時54分

ジョージ・クルーニーとアマル夫人(ロイター)

米俳優ジョージ・クルーニー(63)は1日、開催中のベネチア国際映画祭で記者会見し、ブラッド・ピット(60)と共演した最新作「ウルフズ」の出演料が、共にそれぞれ3500万ドル(約51億円)だったとする米紙の報道を完全否定し、「報じられた金額より何百万ドルも、そう何百万ドルも少ない」と強調した。

クルーニーは会見で、同作の出演料について伝えた米紙ニューヨーク・タイムズの報道について、「興味深い記事だ」と前置きし、「強調しておきたいのは、そのような金額が報酬の基準だと人びとに誤解されることが映画産業にとって良くないということ。ひいては映画製作が不可能になる」と主張した。

クルーニーの発言が飛び出した背景には昨年、WGA(全米脚本家組合)とSAG―AFTRA(全米映画俳優組合)が決行したストライキがあった。このストライキにより、ハリウッドの製作側が長年にわたって多くの脚本家や演者らに低い賃金しか支払ってこなかったことが明らかになった。

そのストライキ中の昨年7月、クルーニーは声明で、「多くの俳優や脚本家が生計を立てられない状態」だと指摘。「これがわれわれの業界にとっての転換点でなければならない」とし、「業界が生き残るためには状況を変える必要がある」と訴えていた。

そんな中で同紙が〝誤解を招くような誤った数字〟を報じたことに、ハリウッドでもリーダー格のクルーニーは立場上、黙っているわけにはいかず、異例の発言となったとみられる。

ジョン・ワッツが脚本・監督を務めた「ウルフズ」はアクション・コメディ映画。クルーニーとピットがそれぞれ、ある巨大犯罪を隠蔽するためのフィクサーとして雇われるが、事態が混乱するなか、互いに協力せざるを得なくなるというストーリー。同作は1日、ベネチアでプレミア上映された。

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