ノンスタ石田が東大生にお笑い指導「面白い人って思われようとしすぎない」

学生たちと集合写真を撮ったNON STYLE・石田明(中)

お笑いコンビ「ＮＯＮ ＳＴＹＬＥ」の石田明（４４）が２日、都内で行われた「漫才ワークショップ ―講義編―」にお笑いコンビ「シシガシラ」の脇田（４２）、浜中英昌（４０）とともに出席した。

国立大学法人東京大学と吉本興業株式会社は、２０２１年３月に「２０２４年 笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」を立ち上げた。その一環として同イベントを実施。１１日には東京・ヨシモト∞ドームでお披露目ライブを開催する。

ワークショップには東京大学・大学院生１２名が参加。石田の漫才講座やＭＣのシシガシラのネタ披露などが行われたのち、学生らはコンビ組みからネタ見せまでに挑戦した。

この日結成された６組のネタに対し、講師を務める石田は熱血な〝お笑い指導〟を実施。マイクとの距離感や声の大きさ、ネタの内容まで細かく指摘した。また、石田自ら講評席を立って学生にアドバイスを送る場面も。実際に指導を受けた学生は「憧れの石田さんに丁寧に教えてもらえて嬉しかった。ブラッシュアップして大ウケを狙いたい」と感想を述べた。

石田はワークショップを終えて「話し合って作ってるのが素敵。面白さって全員違うので、コミュニケーションがあるのがこのイベントのいいところ。今後の皆さんに生きていけばいいな」と総括。また「小籔さん（＝小籔千豊）に『もっとでかい声でツッコめ』って言われてた。やっぱデカい声に勝るもんはないんで。あと面白い人って思われようとしすぎない」と改めて先輩としてエールを送った。

また、石田は学生らがネタを考案している間に１本新ネタを作ったという。シシガシラの浜中は「頭おかしいですよ」と苦笑していた。